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目黒「守りきれなくてごめんね」
Aは首を横に振る。
A「目黒さんは悪くないよ。私が甘かっただけ…」
目黒は申し訳なさそうに、ずっと頭を撫でている。
A「大丈夫だよ…もう。…ありがとう。目黒さんのお陰で安心できたし、落ち着いた。」
目黒「さっきの最後のセリフはかっこよかった」
A「…精一杯の抵抗…(笑)」
Aの顔に笑みが戻る。
目黒「しばらく部屋で休もうか。目真っ赤になっちゃったね」
A「…あ、あたしこんなに泣いたのいつぶりだろ…さすがに今降りていったら泣いたのバレちゃうね」
目黒「俺もまだ居てもいい？」
A「あ、うん。」
目黒「もう1人には絶対しないから」
目黒は両手でAを立たせ、部屋のソファーへと連れていく。
目黒「…ふふっ」
A「ん？」
目黒「…Aちゃん、ちっちゃ(笑)可愛いね」
A「もう！大人をからかって！」
目黒「ははっ、俺も大人だよ？(笑)」
A「あたしからしたら20代はまだまだ子供なの！(笑)」
目黒は笑いながらAの頭をポンポンする。
ソファーに腰掛ける
目黒「…佐久間君が」
A「え」
目黒「佐久間君が守ってあげたくなるのがわかるよ。」
A「目黒さん？」
目黒「…俺も…目黒さんはもう終わりにしない？」
A「あ…えっと」
目黒「蓮…」
A「…蓮くん。ありがとう。助けてくれてそばに居てくれて。」
目黒「…Aちゃんにアイツが触れてたのがまじで許せないし、もっと早くに俺が来てればよかったって後悔してる」
A「だから、それは…」
Aは必死に目黒は悪くないと伝えようと、目黒の腕を掴む
目黒がAを見つめる。
Aはハッとして、慌てて腕を離す。
A「ご、ごめん、つい…」
目黒がもう一度ギュと抱きしめてきた。
A「…え」
目黒「…ごめん。無意識に抱きしめちゃった(笑)なんか壊れちゃいそうなんだもん。」
目黒は体を離し、Aを見つめ
目黒「佐久間君には、これは内緒ね(笑)」
Aは一気に顔が熱くなり下を向く
A「…」
目黒(…俺、無意識に何やってんだろ)
目黒「ね、Aちゃん、外見て、めっちゃ綺麗」
A「わーほんとだ。部屋に荷物もってきた時はまだ明るかったから。すごーい！」
Aは子供のようにはしゃいでいた。
目黒(子供じゃん…(笑))
A(あたし…すごいことになってたよね？めぐ…蓮君にだ、抱きしめられてた？)
続く
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月13日 0時
