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高田「あ」
高田はすぐさまAが乗っているエレベーターに乗り込んできた。
A(え、なんで？やだ)
Aは恐怖にかられる。
A(やっぱり目黒さんに一緒に来てもらえばよかった。どうしよう。部屋ばれちゃう)
あわてて、16階を押す。
その手を高田が掴んだ。
A「いやっ！」
高田「今更押してももうバレてるよ15階でしょ。Aちゃんの部屋」
そう言って無言で腕を握ったまま、15階を待つ。
A「は、離して…」
高田「…やだよ。やっと捕まえたんだから。部屋まで案内して」
A「なっ！何言ってんの？ホントやめて」
チーン
15階に着く。
誰もロビーには居ない。
高田「さ、どこの部屋？鍵は？あ、それね」
高田は握っている逆の手に持っているカードキーを奪い取る。
A「ね、ちょ、ちょっと！ほんとやめてって」
高田「えっとー、1510…。あーそこか」
高田はAの腕をひっぱり無理やり部屋へと向かう。
高田「ほらあんまり大声だすと、誰か来て大事になっちゃうよ。そしたらさせっかくの設楽さんの誕生日会がどーなるかわかるよね？」
A「…っ！」
Aは高田を睨む。
高田「いいねぇ〜その挑戦的な目。ムラムラしてくるわ」
高田はかなりお酒も入っているようで以前よりも更に強引に腕を引っ張る。
A「…痛い…」
高田「じゃ、早く中入って。そしたら腕離してあげるから」
高田は鍵を開け、ドアを開けた瞬間。Aをドアに押し当てる。無理やり首に唇を近づけた。
A「…！や、やめて！ほんとにやめて！」
高田は更にスカートをまくりあげようとする。
Aは精一杯抵抗するものの、男の力には敵わない。
(名前「…やだっ！！」
高田「往生際の悪い女だなー黙ってやらせときゃいーんだよ！」
高田はそう言ってベッドの方を見て、そのまま部屋に押し込もうとした瞬間…
「おい！お前いい加減にしろ！何やってんだよ」
高田の腕を思いっきり引っ張りあげドアの外に押し倒した。
高田「…いってぇ…」
高田が起き上がれないでいる。
A「……ぁ」
Aはそのまま床に座り込み乱れた服を両腕で抑えている。
そして、顔を恐る恐るあげると
そこには、目黒が息を荒立てて立っていた。
目黒「あんた、何回言えばわかんだよ！こんなことして許されると思うなよ。警察呼んでもいいんだからな。」
高田「…目黒さん…。か、勘弁してください。警察なんかに連絡されたらこの先真っ暗です…それだけは」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月13日 0時
