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A「…うん、まぁ…」
渡辺「ならまだ分からないよね」
A「ん?えっと何が?」
渡辺「あ、いや、なんでもないよ!」
A「…?」
渡辺「食べたらさ、2階のロビーにもスイーツたくさんあるらしいから、行ってみない?」
A「あ、うん。」
2人は食事を終え、2階のロビーへ向かう。
すると岩本と目黒が階段の所で話していた。
目黒が2人に気付く
目黒「しょっぴー、いつ来たの?しかも何でAさんと?」
渡辺「あーなんか佐久間が帰るって時に俺来たとこで下で会ったんだ。Aちゃん、1人だし、ほら高田が来てるらしいからさ危険じゃん」
目黒「…あ〜。俺さっきその高田さんとの場面に遭遇したわ。佐久間君帰っちゃったんだもんな。Aさん、泊まる部屋って由美さんと一緒?」
A「設楽さんが気を使ってくれてゆっくり出来るようにって別々に取ってくれたみたいで…」
Aは不安そうな顔を一瞬したのを目黒は見逃さなかった。
目黒「…そっか。まあ、俺も今日このホテル泊まるから高田さんの事は見張っておく(笑)」
A「ありがとうございます。」
渡辺「おいーめめ、Aちゃんといつの間にそんなに仲良くなったの?」
目黒「まあ、色々と…ね(笑)」
岩本「おいおい、佐久間いないのに、これは大丈夫な感じかぁ?」
渡辺「じゃ、行こうAちゃん。あっちの方だよ」
A「あ、うん。」
岩本「あれ?翔太、サウナ行くんじゃなかったの?」
渡辺「今日は気が変わったのー」
岩本「いつも行かないと気が済まないやつがねぇ…」
目黒「きっとさ、みんなAちゃんのこと心配なんだと思うよ。」
岩本「なるほどねえ。なんか荒れなきゃいーけど」
渡辺「Aちゃん、甘いもの好きだよね。好きなだけ食べな(笑)」
A「ははっ、子供扱いだね。私の方がうんと年上なんですが(笑)」
渡辺「全然見えないよーちっちゃいし(笑) …かわいぃ」
A「…ん?」
渡辺「いや」
渡辺(やべ、心の声が漏れてる(笑)2人はドキドキがやばいぞ)
A「翔太君って、もっとクールなイメージだったけど、色々話してみると面白いね。天然?(笑)」
Aはニコニコしながら渡辺を見る
渡辺「(照)そぉ?まー天然は昔っから?自分では自覚ないけど(笑)」
渡辺(佐久間が沼にハマる意味がまじでわかるわ。なんだろ、この居心地の良さは)
A「翔太君は明日仕事早いの?」
渡辺「うん。6時起き。色々美容のルーティンやらなきゃなの」
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作者名:FlowerDream | 作成日時:2024年3月13日 0時