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A(でも、、もし…本当にそんな風に言われたとして…あたしはなんて答えるの？ あ〜わかんない〜わかんないー。大介君の事意識してるのは分かってる。でもその先って…だって、ちょっと、まって！落ち着けあたし！)
佐久間「…Aちゃ…Aちゃん！」
A「ふぇ？へ？え？あ、ごめん！何？！」
佐久間「あははははっ…」
佐久間は手を叩いて大きな口を開けて大爆笑している。
A「…へ？」
佐久間「…懐かしいその顔！初めて会った時もそんな忙しい顔してたよね。でもそれは具合が悪いんじゃなくて、ちょっとした混乱状態？？ってことだよね(笑)もう、俺わかるよ(笑)」
佐久間は涙を拭きながら言う。
A「…！！だ、だって…さ！そりゃ、その混乱状態にもなるよ…」
佐久間「あーあ！いい所で邪魔が入っちゃったよ。マネージャーから電話で明日の時間更に早まったっていうから、そろそろ帰らなくちゃいけなくなった…」
A「え？そう…なの？」
Aは少し不安そうに佐久間を見つめた。
佐久間「だめだよぉ〜Aちゃん、そんな目でみないで、帰れなくなる(笑)」
A「あ！ご、ごめん！」
A(つい、寂しいなんて思っちゃった。困るよね)
佐久間「ううん。嬉しい！じゃー続きはさ、次のデートで(笑)」
A「…はい…」
佐久間はAの頭をポンと叩いた。
佐久間「次の土曜日までお預けかな(笑)」
そういって佐久間はクスッと笑い。中へ戻ろうとAに手で合図する。
出入口のドアを開けると、
渡辺「あ！佐久間、お前どこいたんだよ」
佐久間「おー翔太、今来たの？外言ってた」
渡辺はその佐久間の後ろからひょこっと顔をだすAに気付く。
渡辺「あ、Aちゃんも一緒だったんだ。」
A「こんばんは。渡辺さん。ご無沙汰してます」
Aは気のせいかほんのり頬が赤くなっていた。
渡辺は佐久間の腕をひっぱりコソッと話す
渡辺「佐久間…お前、何してたの外で」
佐久間「ん〜愛の告白の前説？(笑)」
渡辺「はぁ？何だそれ」
佐久間「ん〜また次回かな(笑)」
渡辺「え…まじかよ」
佐久間「翔太悪いね！(笑)おっ先ー」
渡辺「いつの間にそんなに親密になっちゃってんのよ」
佐久間「まあ、そりゃねぇ、頑張ってますから！てな訳で、それもだけど今日もお先〜。明日仕事早まったからもう帰るわ！」
渡辺「はぁー？どゆこと？展開はえーよ」
佐久間「あ、ちょっかい出さないでね(笑)俺居ないからって！」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月13日 0時
