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佐久間「うん！そうして〜！…で、あともう１個！」
A「まだ、何か？(笑)」
佐久間「その、さん？付けも。。」
A「あ…えと、佐久間さん？のさん？」
佐久間「他にないよね〜(笑)聞き方がおもろ！」
佐久間さんは声を出して笑う
A「えっと…じゃあ、何と？お呼びしたら…」
佐久間「また敬語(笑)何でもいーよ！」
A「ちなみに何と呼ばれてますぅ？みなさんに」
佐久間「んーさっくんとか、佐久間くんとか…大介？(笑)」
A「んー佐久間くん？大介くん？」
佐久間「じゃ、後者の方で」
A(そっか…みんなに呼ばれてる呼び方の方が聞き慣れてるしいいよね。そもそも誰がなんて呼ばれてるかなんて全然わからん(笑))
A「では、、んんっ…大介君。」
Aは咳払いをし名前を言う。
佐久間はまた笑顔になる。
気のせいか頬が赤くなったようにAには見えた。
佐久間「はい。改めてよろしくです！(照)」
佐久間(なんか、距離が一気に縮んだ気がする。でも、また暴走しないよーにしないと。好きな人を困らせたくない！)
佐久間「あ、Aちゃん、お腹空いてない？」
A「そーいえば、朝から食べてないや！うん、空いた(笑)」
佐久間「え？何も食べてないの？そりゃなんか食べないと！お店入るのはちょっとな…」
A「ドライブスルー？とか？買って、どこかで停まって食べる？」
佐久間「お！いいね！そうしよう！」
少し車を走らせると、自然に囲まれた広い公園の駐車場が目に付いた。
A「あ、そこならゆっくり食べられるかも！」
佐久間「おーいいね！じゃ、あそこにしよ」
広い駐車場の端に車を停めた。
幸い、ここは遊歩道がメインになっているため、車での来客者は少ない。
買ってきたハンバーガーと飲み物を出す。
A「はい、これさく…あ、大介君…の(照)」
佐久間(おいーこっちが恥ずかしくなるじゃん〜やばい〜心臓の音聴こえちゃいそう。)
A(もう、なんか今日どーなっちゃってんの？あーいつものあたしはどこいった？こんな年下の男の子にキュンキュンとかしちゃって。落ち着けあたしー！！)
佐久間「ふはっ！」
A「へ？」
佐久間「また…初めて会った時みたいに忙しい顔になってる(笑) ほんとさ、Aちゃんと話してると飽きないって言うか、楽しい気持ちになる！」
佐久間(あ〜この流れで好きって言っちゃいそう(笑)今はまだ早い！我慢だ、俺！)
一つ一つ更新されていく、近くなる距離。
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月13日 0時
