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佐久間「ふっかさ〜人の心配するのもいいけど、自分の心配もした方がいいよぉ〜(笑)」
深澤「は?何が?」
佐久間「由美ちゃんは蓮の顔がタイプなんだってぇ〜(笑)」
由美「ちょ、佐久間君、やめてよぉ〜恥ずかしいじゃん」
深澤「え?そうなの?まあ、めめの顔を嫌いな奴はいないよ、確かに。」
深澤(そっか…由美ちゃんはめめがタイプなのかぁ)
佐久間「まあ、ふっか、そう落ち込むなって!(笑)お前もむかしモテてた伝説もってんだからさ(笑)」
由美「え!なになに〜!モテ伝説って!聞きたいー」
深澤「…う。佐久間余計なことを…。あ、じゃさ、由美ちゃんまだスイーツ食べてないっしょ?それ取りに行こうよ!」
深澤(これ以上ここにいると反撃されるから、ひとまずこの場を立ち去りながら、さりげなく佐久間とAちゃんを2人にするっと!俺ってなんていいやつーぅ!)
由美「じゃ、その伝説聞きたながら行こう(笑)」
深澤「大した話しじゃないのよ〜ほんとに!まーまた後でね」
深澤(この伝説は話のネタでいつも披露するけど、あんま由美ちゃんには知って欲しくないな。軽いやつーとか思われそう。)
深澤と由美が行ってしまい。佐久間とAは2人きりになった。
佐久間(2人っきりのチャンス!どーしよ中庭でも散歩に誘おうかな。そろそろライトアップされてるころだよな!いー感じ!)
佐久間「ね、Aちゃん。外ちょっと散歩してみる?」
A「あ、うん!立派なホテルだもんきっと庭も綺麗なんだろうね。」
佐久間「じゃ、いこ!」
中庭に続くドアを開けると、少し冷たい風を感じた。
A「…さむっ。」
バサッ
A「…え?」
Aが振り向くと佐久間が着ていたジャケットをそっと肩にかけてくれた。
佐久間「やっぱ3月はまだ夜は気温下がるね〜。わぁ!あっちの方めっちゃ綺麗だよ!行こう!」
A「…これ。大介君、風邪ひいちゃうよ」
佐久間「俺は大丈夫だよ!全然寒くないし!鍛えてますから(笑)」
A「大介君… ありがとう(照)」
佐久間「んにゃぁ!どーいたしましてー」
A(はぁ…またドキドキが始まった。。あたし…大介君を意識してる。)
肩から羽織っているジャケットからは佐久間の匂いが時折風に乗って漂ってきた。
A(暗くて良かった…あたしまた絶対顔赤い。)
Aは顔に血が上るのを必死に下を向いて隠していた。
佐久間「…ね、Aちゃん」
A「…ん?」
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作者名:FlowerDream | 作成日時:2024年3月13日 0時