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目黒「じゃ、佐久間君、バトンタッチ!」
佐久間「え?」
目黒はそういって席から立ち、佐久間の肩をポンと叩く。
佐久間「お、おう…!サンキューな蓮!」
目黒「じゃ、Aさんごゆっくり。またね!」
目黒さんはまた優しい顔でAに手を振って背を向けて歩いて行った。
目黒((笑)ふふ… なんかAさんって目が離せないっていうか…面白いな)
佐久間「Aちゃん!大丈夫だったの?高田のやつ!ほんとしつこいな!」
佐久間は腕を組みプンプン怒っている。
A「目黒さんが助けてくれて大丈夫だったよ。…でもまさかまた会うなんて思ってもいなくてちょっと怖かったかも。。」
佐久間「なるべくさ、俺傍にいられる時はいるからさ…ほらっ、もし俺がいなくても他のメンバーに声かけちゃっていいからさ!蓮がいて良かったよ〜。あとで皆にも言っておくから」
A「うん。ありがとう。大介君がいると心強いよ(笑)」
そういってAは佐久間の目を見て微笑んだ。
佐久間(おっっと!キュンキュンすんじゃねーか!あーやばいー。)
由美「あー佐久間君!どーしたの?」
A「由美どこ行ってたの?」
由美「あー、深澤さんにばったりトイレの廊下であってちょっと話してた(笑)」
佐久間「由美ちゃん。今日高田が来てんだよ。覚えてる?」
由美「あー!あのAにストーカー的や芸人?」
佐久間「(笑)ストーカー…。まあ、それに近いな。たまたま蓮が来てくれたから大丈夫だったんだけどさ、まじで要注意だわ。」
由美「さすが!目黒さん!紳士だね(笑)。 高田さんも泊まりなのかなぁ。ちょっとやだね」
A「あ、確かさっき泊まりとか聞かれたかも。ちゃんと答えてないけど…」
佐久間「まじか。それ危険じゃん!!あー俺明日早いからな泊まれないんだよ〜、」
佐久間は頭をかかえて、アタフタしている。
佐久間「あ、でも蓮が確か明日ここからの方がロケ地近いからって泊まるっていってたな」
由美「ほんと?じゃ、目黒さんに頼ろう(笑)」
佐久間「由美ちゃん、なんか蓮の話になるとニコニコじゃない?(笑)ふっかがヤキモチやくよ〜(笑)」
由美「違う違う!ただ、タイプな顔ってだけ(笑)。しかも、深澤さんがヤキモチ?なんて焼くわけないじゃーん!(笑)はははっ」
すると深澤がスタスタと歩いてきた。
深澤「おー佐久間!なにしてんの?…ん?」
佐久間はニヤニヤしながら深澤を見ている。
深澤「どした?」
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作者名:FlowerDream | 作成日時:2024年3月13日 0時