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目黒「で、すみませんそこどいてもらえますか？座りたいんですけど」
高田「…あ、えっと。目黒さんの席とは知らずにすみません。え？Aちゃんとはどういう関係なんすか？」
酔った高田は目黒にも容赦なく質問する。
A「！…あの、高田さん！…もう本当」
目黒「別にあなたに言う必要はないと思いますけど。逆に知らない方がいいと思いますよ。」
目黒は高田の腕を掴んで席から立ちあがらせる。
目黒「ということなんで、すみませんがどこか空いてる他の席を探してください。」
高田「…」
高田はAの事をじっと見ながら渋々席を離れていった。
A「…はぁ」
目黒「大丈夫？あいつ、Aさんに付きまとってるの？」
A「…実は前の食事会の時に初めてお会いして、その時もちょっと…その時大介君が助けてくれたんですけど。まさか。また会うとは思ってもみなくて。。目黒さんありがとうございます。助かりました。」
目黒「そうだったんだね。。でもまだいつ寄ってくるか分からないから油断しない方がいいね。俺も気にしておくから。困ったら何でも言ってね」
A「は、はい。ありがとうございます！」
目黒「…佐久間君とは上手くいってるのかな？」
A「…え？…っと、その、そういうんじゃなくて。」
目黒「Aさんは佐久間君の事どう思ってるのかなって」
A「え、え！？！と、突然…な、何を！」
Aは一気に顔が赤くなる。あまりにもストレートに目黒が真っ直ぐな目で質問してくるもんだから、思わず目を逸らし下を向く。
目黒「ふふ…なんか可愛いね。ごめんね、つい色々聞いてみたくなっちゃって！」
A「いえ…ぜん…ぜん」
(あー顔が真っ赤過ぎてあげられん。もーそんな眼差しですんごい質問ぶち込んでくるから、お酒も飛んだよ)
目黒は楽しそうに笑っている。
すると、佐久間がAを見つけて走ってきた。
佐久間「Aちゃん！！…あ、蓮？ 見ないと思ったらずっとここにいたの…？」
目黒「違うよ佐久間君。ちょっと前に来たとこ！そんな心配そうな顔しないでよ。」
佐久間「え？あ、あー。いや、」
目黒「そうそう、何か前に会った…えっと…」
目黒はAの顔をみる。
A「あ、高田さ…ん？」
目黒「そう！その人がAさんに絡んでて、そんで俺がここに来たってわけ」
佐久間「え？まじかよ！？あいつ来てんの」
佐久間の顔付きが変わる。
目黒「そう、とりあえずさっきは追い払った(笑)」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月13日 0時
