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専務が受付を済ましている間、2人はフロントへ荷物を預ける。
Aがフロントで名前を書いていると… 後ろから肩をトンと叩かれた。
Aが振り返ると
A「え?」
設楽「久しぶりだね。Aちゃん!今日は来てくれてありがとう。たくさん食べて楽しんで行ってね。部屋も景色のいい部屋を2人それぞれとってあるからゆっくりしていってね。」
A「あ、設楽さん。御無沙汰しています。今日はお招きありがとうございます。先日もたくさんご馳走になり何とお礼を言っていいのか。」
由美「こんばんは!今日はご招待して頂きありがとうございます。先日もご馳走様でした。」
設楽「相変わらず、律儀だね2人とも!今日は遠慮なく楽しんでいってね。ふっかさん達もそろそろ来ると思うんだけど、せっかくだから色んな人と交流していってね。」
A「あ、あの…さっき部屋別々に?と仰っていたのって?」
設楽「あーせっかくだから、それぞれの方がのんびりできるかなたと思って念の為2部屋は抑えてあるから!好きなように使って(笑)」
A「そんな贅沢な!全然1部屋で十分ですよぉ」
設楽「どっちでもいいよ(笑)Aちゃん達が快適に過ごしやすい方でね(笑)」
A(もう、なんて気遣いが行き届いてる人なのぉ?もう頭上がらない…)
設楽「あ、そうだ。この前さカラオケで飯食わせた後輩芸人も確か今日来るはずだから、見掛けたら声掛けてやって(笑)アイツらまだ無名だからさ、話す人もいなくてアタフタしてるだろうから(笑)」
由美「え…今日来るんですか?」
設楽「高田は絶対来るっていってたな(笑)
他にもまだこれから売り出すヤツらとかも来るんだけどね。」
A(…やだな、もう二度と会わないと思ってたから忘れた。顔合わせづらいなぁ。)
設楽「じゃ!また後でね!」
そう言って設楽さんは知り合いを見つけたようで挨拶しながら歩いて行った。
由美「A、大丈夫?もしさ、高田ってやつ見つけたらすぐ言って!絶対Aに近寄らせないにするから!私が守るからね」
A「ふふっ…ありがとう!由美が居れば心強いよ」
由美「深澤さんとかもくれば更に安心だよ」
由美はAの肩をポンと叩いた。
専務が2人を見つけ、手招きをしている。
A「行こう。」
そして、会場への扉へ向かった。
出入口にはテレビで観たことある高身長のモデルや俳優達がそれぞれ会話をしている姿がみられた。
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作者名:FlowerDream | 作成日時:2024年3月13日 0時