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A「え?店から出てきたの見えてました?」
佐久間「うん、きっとお店の中かなって、ずっと出口見てた(笑)」
A「えーなんだぁ(笑)そしたらLINEでここだよって言ってくれたら探さなくて済んだのにぃ〜違ったらどうしようってドキドキしてました(笑)」
佐久間「んーだってさぁ、こんな時しか話せないじゃん?LINEしかした事ないからさ、Aちゃん電話だとどんなかぁーって聞きたくて(笑)」
A「えー何も変わらないですよぉ!違いました?普通の時と」
佐久間「ううん、変わんなかった!でも、いい声でした。あの歌声思い出しちゃった!」
A「恥ずかしいから、もうその話は…(笑)」
佐久間「ちょっとさ、ドライブしない?」
A「え?あ、はい!」
A(んーなんか調子狂う。私なんでこんなドキドキしてんだろ。若い男の子なんて職場にたくさんいるし、可愛いなとは思うけどドキドキするとかないし。なんか今日はやたら緊張する…)
佐久間(あーどうしよう!心臓がぁー。こんな隣にAちゃんが座ってるとか、緊張でしかない。いつもの俺〜戻ってこい!)
A「えっとー来るのにどのくらいかかりました?」
Aは必死で話題を見つける。
佐久間「んーだいたい1時間ちょいくらいかなぁ?結構近かった(笑)余裕〜🎶」
A「ふふっ」
佐久間「え?なに?なんか、面白かったぁ?」
A「いや、何か可愛いなって…あっ、可愛いとか言っちゃってごめんなさい!」
佐久間「ううん!嬉しい!!(笑)可愛いを売りにしてるんで(笑)あ、うちのメンバーそれ売りにしてるやつ多いわ(笑)」
A「ほんっと、仲良いんですね〜何かそういう話って好きです!」
佐久間「え?好…」
A「あ、何か男仲間?グループで仲がいい話とか聞くと、ホッコリするっていうか。こっちまで温かい気持ちになるので、そういう話聞くの好きなんです!」
佐久間(び、びっくりした…いきなり好きとかいうワード発信するから、心臓飛び出るかと思ったわ!運転集中集中!)
佐久間「あのさ…今更なんだけどぉ、…敬語そろそろ辞めません?(笑)」
A「え?あそっか。私の方が年上だ!」
佐久間「いや、そーゆーことではなくて〜てか、俺ずっとタメ口だし(笑) LINEの文章もさ、敬語じゃん?ほら、敬語だと文字打つの多いしめんどいじゃん!だからさ、ここはもう普通に、ね!」
A「そうだよね(笑)なんか仕事柄それが染み付いちゃってて。わかった、タメ口にする(笑)」
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作者名:FlowerDream | 作成日時:2024年3月13日 0時