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Aが自宅に着くと、息子は既に遠征バックと引き換えに教科書の入ったリュックと制服がソファに置かれていた。
A「もう〜。自分の部屋にカバンくらい置いて行きなさいよ〜」とブツブツ言いながら 「重っ」カバンを担ぎながら息子の部屋に置きに行く。
すると、ピーンポーン
今度はムスメが帰宅。
娘「ただいま〜！ねーママー！ママのボストンバッグ貸して〜荷物詰めるから〜」
A「まずは、汚れ物と弁当箱が先ね！」
娘「明日ね未来のパパ、朝の5時に迎えに来てくれるから」
A「ほんとにいいの？送っていかなくて。未来ちゃんのママにも一応その事話したんだけどなぁ。」
娘「いーのいーの！みんなの家順番に回ってくれるんだから！ちゃんとコースも考えてあるの！」
A「じゃ、明日このお菓子持ってってね。こっちが未来ちゃんのママに渡す方で、こっちが友達用ね。」
娘「OK！そこ置いといて！」
荷造りやなんやらとバタバタして、一通り家事が終わったのが22時をすぎていた。
A「はぁ〜何かいつも以上に疲れた…」
Aはソファにドサッと座り、スマホを手にした。
A「ん？」
メッセージ3件
A(忙しすぎて、全然気付かなったわ。スマホの存在忘れてた)
タップすると、
1件目は由美
由美【明日さー、カバン何で行く？ホテルで預かってもらえるのかね？】
A【確かに、着替えとか食事会場にまさか持っていけないしね。フロントで預かってもらうかコインロッカーとかかね？⠀】
由美【聞いとけば良かったわ〜！とりあえずなるべくコンパクトにまとめて行けばいいね！じゃ、また明日出る時LINEするー！おやすみー！】
A【だね！明日準備するわ(笑)おやすみ】
2件目
A(大介君…)
佐久間【お疲れ〜。明日Aちゃん行くんだよね？設楽さんの誕生日会。何かふっかから聞いてたけど、全然この話してなかったね(笑)今更だけど。】
A(確かにそうだった。言っていーのかわかんなくて、でも由美が深澤さんから大介君来る事聞いてたから、あえて触れなかったんだ)
A【うん。確かに前日だしね！何か私からペラペラ言っちゃっていいのかわかんなくて(笑)でも由美が既に深澤さんとやり取りしてたみたいで、大介君来る事も実は知ってたんだ(笑)】
佐久間【なんだよ〜ふっかのやつ！ちゃっかり由美ちゃんと連絡取ってんのか！でもさ、俺次の日早いから泊まれないんだよね。】
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年3月13日 0時
