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由美「へーそーゆーことね(笑)」
意味深気にニヤニヤしたながら由美は「まあ、彼も頑張ってるんだねぇ〜いいねいいね♪」
なんて、いいながら鼻歌を歌いながら朝の支度をする。
A「もう!すぐ変な風にとらえるんだからぁ!」
そんなやり取りをしながら事務所に行くと。
あの食事会依頼顔を見せなかった専務が2人を見つけ、手招きをする。
A由美「?え?私達…ですか?」
2人は顔を合わせ小走りで専務の元へ行く。
専務「この前はご苦労さま。ちょっとまた2人にお願いがあって来たんだ。ちょっと時間いいかな?」
そう言って専務は少し小さな声で2人に話しかけ、隣の会議室の方を指さした。
専務の後を追い、2人が会議室に入ると。
専務「朝から申し訳ないね、ちょっとまた急で悪いんだけど今週の土曜日なんだが、この前会った設楽さんの誕生日会が都内のホテルを貸し切ってやるそうなんだ。で、是非この前来た人達全員で良かったら来て欲しいと。
招待頂いたんだよ。予定空けられそうかな。」
由美「あ〜多分子供を親に預けられれば大丈夫だと思います。いつまでに回答すればいいですか?」
専務「早めに分かれば明日にでも教えて欲しいな。連絡しなくちゃ行けないからさ。で、A君はどうかな?」
A「子供の予定を確認してみないとですかね…」
専務「それで、時間が夕方からなんだよ。もし良かったらそのままホテルに宿泊も出来るように全て段取りは出来てるから良かったら利用してくれという話でな。まあ、君達はそこは家庭の事情もあるだろうから無理にとはいわないけど、明日までに答えもらえると助かるな。」
由美「え〜凄いですね。さすが芸能人(笑)」
A「明日、お伝えしますね」
専務「頼んだよ!偉く設楽さん君達の事気に入ってな。」
由美「えー嬉しいですねぇ!ね、A!」
A「え?あ、うん…。そうですね。」
(たくさんご馳走にまでなったのにそんな風に行って下さる設楽さんは本当凄いな。ただ、泊まりはちょっと厳しいかなぁ。でも夜からだと帰りがなぁ…ん〜微妙)
由美「今日さ帰ったらじいじに聞いてみるから、そしたら連絡するね」
A「うん。私も聞いてみるよ」
そう言って2人は自分の職務に戻っていった。
帰宅〜
Aが帰宅すると、すでに娘が帰っていて、ソファで何やら雑誌を見ている。
娘「あ、ママ〜丁度良かった!あのさ、土曜日に友達とディズニーランド行ってもいい?」
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作者名:FlowerDream | 作成日時:2024年3月13日 0時