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A(でも別に、友達…？男友達？になるのかな。やましい事してるわけじゃないし、いいよね、彼女とかじゃないんだから。週刊誌とかに取られなければ、ただの友達としてのお付き合いだし、うん、)
Aはそう自分に言い聞かせた。
A「やだ、もうこんな時間…明日仕事忙しいし。寝ないと。」
(昨日も寝不足であんまり調子良くないし、週末まで乗り切らねば！)
Friday〜
由美「A〜ほんとごめん！！昨日めっちゃ忙しかったよね」
由美は出勤早々Aの前で手を合わせる。
A「へーきへーき！そんなことより熱は下がったの？」
由美の娘が発熱し、昨日1日仕事を休んだのだ。
由美「うんもう今朝は熱下がって元気になった。でもまだ鼻水出てるから学校は休ませて今日はじいじに見てもらってる。」
A「そっか、それなら良かった！小児科の先生当直だったからよかったね。すぐ薬もらえたんでしょ？」
A(こういう時、病院で勤めているとありがたい。すぐに診てもらえるから安心。)
由美「本当は昨日色々とAと話したかったんだけどさぁ〜。私の分も忙しかったよね〜まじごめんね」
A「困った時はお互い様でしょ！(笑)へーきへーき！その代わり今日は倍働いてもらう(笑)」
由美「何なりと！…ねぇ、何か疲れてる？顔？」
A「え？あたし？ そんな事ないよー！元気元気！」
由美「ほら、色々とプライベートも忙しいのに(笑)仕事もいそがしくさせちゃって、ほんと無理しないでよ！Aに倒れられたら、ここ回らなくなる(笑)」
A「今日頑張れば、明日休みだしー！」
A(あ、そうだあのことまだ由美には話してなかった)
A「あのね、やっぱり明日会うことにした。」
Aが由美の耳元で小さな声で囁いた。
由美「はぁ〜？！嘘でしょ？もーそうならそうと言ってよぉ〜」
A「うん、だから今言った(笑)」
由美「もう、先手打っちゃったし。また連絡しなくちゃだよ」
A「？何が？」
由美「あーこっちの話！まあ、とりあえず1歩ってとこだね」
A「だからさ、そんなんじゃないってば。友達だし」
由美「はぁ？向こうが言ったの？友達って」
A「ううん。私がそう思ってる。てか、ホントそうだし」
由美「もうさ、中学生じゃないんだかさぁ。いや、今時の中学生以下だな」
A「失礼だなぁ〜もー」
由美「はい、じゃその報告よろしく」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年2月25日 21時
