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佐久間【こんばんは！何か一方的に誘ったりしてほんとごめんなさい！！自分の事ばっか考えててAちゃんの気持ちなんてこれっぽっちも考えてなかった事に気付かされた(笑)。 今度さ、またみんな誘ってご飯行こうよ！もちろん由美ちゃんも一緒にね！】
今自分の思ってる気持ちを精一杯文章にした。
(好きとかどうとかっていうより、この先もうAちゃんと会えなくなる方が嫌だって。それが素直な気持ち。だからどんな形でもまた一緒に笑いたいし、笑わせたい。友達としてでも傍でまたあの笑顔が見たい。)
佐久間はテーブルに置いてある、Aちゃんに渡そうとしていたお土産を見ながらそう思った。
「よし！送信だー！」
突然出した大声にツナとシャチがビクッとする。
佐久間「ごめんごめん〜(笑)気合いはいっちゃった！ははっ」
Aside〜
ブブッ
Aはいつものように全ての家事を終わらせ、ソファーでひと息ついていた。昨日眠れなかったせいか、頭痛がまだ取れない。体もだるい気がする。。
(…？LINE？だれだろ)
A「あ…」
昨日の記憶が蘇る。返答に困って既読スルーのまんまだったことに。
(怒ってるかなぁ〜さすがに…)
AはLINEを開く。
(佐久間さん… また気を使わせちゃってるよね、私。はぁ〜こういう時どう対応するのがいいのか、マジでわかんない。てか、私最近どーした？男の人とのLINEにアタフタしてるんだ？もう、男の人と…とか離婚してから断ち切ったはずなのに。)
A【こんばんは。昨日はごめんなさい！失礼な言い方した上に返信もしないで！嫌な気持ちになりますよね？いや、私は絶対なります！本当にごめんなさい！！】
ブブッ
佐久間(返信きた…)
佐久間「ははっ」
佐久間(なんだよぉ〜ごめんなさいばっかじゃん(笑)どんだけ謝んのよ)
佐久間【てか、謝りすぎ(笑)全然気にしてないから大丈夫！
あ、ちょっとは気にしたかも(笑)なんてね！でも、こうしてちゃんと返事くれてるじゃん。こっちこそ強引にごめんね】
ブブッ
A((笑)やっぱりちょっと気にしてたんだ。ごめんね佐久間さん。なんでこんな優しいんだろ。男の人ってこんなだっけ？…もう忘れちゃったな(笑))
A【なんか、ありがとうございます。佐久間さんって、天使ですか？(笑) 】
A(ずっと、モヤモヤしてた心が少し晴れた気がした。)
佐久間【天使じゃAちゃんと一緒じゃん！(笑)】
A(あ…そういえば由美が言ってたやつか(笑))
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年2月25日 21時
