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由美「あー終わった！帰ろ！A」
A「良し、これで明日の準備もOK！うん、帰ろう」
す
由美A「お先に失礼しまーす」
スタッフ「お疲れ様でしたぁ〜」
二人は更衣室へと入っていった。
由美「ん？…」
由美が何やらスマホを片手に睨めっこをしている。
A「何？どした？」
由美「あ、深澤さんからLINEきてる」
A「ちょっっ！！」
Aは慌てて周りに人がいないか確認した。
幸い更衣室には二人きり。
A「いきなり名前出すからビックリしたよ！」
由美「ごめんごめん！だっていきなりLINE来たからビックリしちゃって声に出ちゃった(笑)」
A「なんて？」
由美「あ〜」
由美(ん〜これはAには言わない方がいいな)
由美「んー土曜日はお疲れ様でした〜的なやつ？」
A「ほらね！私と同じじゃん。皆優しいから気を使ってくれてるんだよ」
由美「まあ、そうねぇ〜」
深澤side〜
深澤(佐久間、まじで大丈夫かなぁ〜今までにない感じだもんな〜暴走しなきゃいいけど。それにしてもなべってどーなんだろ。あれから話してないからあれだけど…でも俺の見立てでは少なからずAちゃんを意識してたはず。とりあえず今後のためには由美ちゃんとも連携取っておいた方がいいな。)
深澤さんはLINEから由美のアイコンを探す。
見つけるとタップし
【こんばんはー土曜はお疲れ様でした！無事に帰れましたか？ところで…Aちゃんって、佐久間のこと何か言ってた？実は佐久間の方からLINE結構してるみたいなんだけどさ。返信なかなか来ないだけで落ち込んでるのが見て分かるくらいでさ(笑)
本人は自分の気持ちに気付いてないみたいだけど、絶対にAちゃんの事、好きになってるんだと思うんだよね。】
よし、送信！っと。
深澤(これで、情報共有完了！ぶっちゃけ由美ちゃんは初めて会ったにも関わらず、しっかりしてて、ペラペラ人に話をするような人には見えないし、相談するには一番安心だしな)
由美【お疲れ様！こちらこそありがとうございました！ やっぱりね。Aの感じじゃ全然二人のやり取り掴めなかったけど、深澤さんの内容読んではっきりわかった。そうか、やっぱりAに惚れちゃったかぁ(笑)そりゃなるよ！私でもなる！(笑) でも、相手は芸能人だからね。簡単に付き合っちゃいなーって訳にはいかないよね。】
A「ほら由美、帰ろっ」
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年2月25日 21時
