Second chance at life (ページ3)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:10,108 hit

③ ページ3

由美「はぁー！！やっと、終わった〜何回魂飛びそうになったか(笑)」

A「めっちゃ背中痛い〜！慣れない椅子に長時間は流石にくるねぇ〜普段よりやっぱ疲れた(笑)」

上司「2人とも、お疲れ様！じゃ、このまま会食場に向かおうか。お腹も空いたでしょう。タクシー捕まえてくるから、トイレ済ませたら正面玄関から出てて。」

由美A「はぁーい」

(上司は男性だけど、女性への気遣いがきちんと出来ていて凄いなっていつも思う。)

由美「てかさ、芸能関係って言ってたけど、芸能人が来る？って事じゃないよね(笑)」

A「無いでしょ〜さすがに(笑) しかも私あんまりテレビ観てないから全然わかんないし、逆に困る(笑)」

由美「確かに〜家帰ったら私もそれどころじゃないからねぇ」

上司「こっちこっち！」

そしてタクシーに乗り… 大きな料亭の前で停まった。

A「え？ここ？…すっごい高そうなんですが…」

由美「ほんと、ヤバすぎ〜この先二度と来ることなさそ(笑)」

上司「後、30分くらいしたら先方到着するみたいだから、先に入ってて。専務は一緒に来るみたいだな。」

(30分かぁ…微妙に時間あるじゃん(笑)まあ、由美もいるから良かった。)

上司は落ち着かず、一旦中に入ったもののすぐ外に出てしまい、「僕は外で待ってるから、君たちは今のうち寛いでいて。」

女将さんに個室を案内され、中庭が大きなガラスの窓から見えるとても素敵な部屋の真ん中に大きなテーブルが1つ。
私達は一瞬何処に座っていいのか戸惑い、手前の奥から2人並んで座った。