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設楽「スタッフさーん！こちらのレディー達にとっておきのデザートお願いします！」
A「あの設楽さん！何かすみません！！お気遣いなさらず！」
設楽「え？どーして？食べたいものは食べなきゃ損だよ！遠慮しない遠慮しない！」
由美「わーい！ありがとうございます！」
由美はAの方を見て満面の笑みを浮かべた。
A(もう、由美ったら、ただでさえ高い食事ご馳走になってるのにぃ〜まっそういうとこ嫌味なく言えちゃうのがいい所でもあるんだけど…。さすがにデザートと言えど、高そうで怖い…)
深澤「てかさ、一つ言っていいでしょうか…？」
渡辺「どした？ふっかさん」
深澤「あのですねぇ。わたくしが入れた曲のイントロが流れた時にとなりの畑さん達がいらっしゃって。なんや挨拶とかしていたら、ひとフレーズも歌わず曲が終わったんですよ。」
佐久間「あ！確かに！ふっかの歌聞いてないわ(笑)」
由美「じゃ、もう1回同じの入れればいいんじゃない？(笑)入れちゃいまーす！」
深澤「お！さすが由美ちゃん、仕事が早いね」
〜🎶〜
気を取り直して深澤さんが気持ちよく歌い終えた。
渡辺「ね、Aちゃん、何か一緒に歌えるものとかある？」
深澤(なぬぅ？？ なべ、自分の歌唱力を武器にまさかのデュエットを誘うなんて！ …やるじゃねーか。)
A「…？え？私ですか？？ えっと…」
A(いきなり、渡辺さんが突拍子もない事言うから焦っちゃった。てか、プロと一緒に歌うなんて、ハードルがまた更にあがるぅ〜(泣))
渡辺「何でもいいよ。せっかくだから何か一緒に歌おうよ。」
A「あ、えっと…ですね…」
Aは、タブレットからデュエット曲を探し始めた。
そのやり取りを見てた佐久間さんが、少し唇をキュッとしぼめた。
A「んーと。 …あ、これなら歌えるかと、思います(笑)自信ないですけど。。いいんですか私なんかと歌っちゃって」
渡辺「ははっ！何で？てか、面白いね。すごい上手だったから一緒に歌いたいなって素直に思っただけだから。」
渡辺さんは少し照れながらも優しい笑顔でAに話しかけた。
設楽「お！デュエット？いいねいいね！！」
由美「よっ美男美女の美声が聞けるなんて最高！」
A「もーぉ！由美ってばぁ！！」
〜🎶〜
渡辺「ほら、始まるよ！」
A「あ、はい」
そして、2人は初めてとは思えないほど息のあった歌声で時折ハモリながら完璧に歌い切った
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作者名：FlowerDream | 作成日時：2024年2月25日 21時
