Second chance at life (ページ18)

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由美(てか…佐久間さん、絶対Aの事もう好きになっちゃてるよね…素直そうな性格だから全部でちゃってるし(笑)ある意味わかりやす(笑) 問題は…渡辺さんだなぁ…絶対あたしの見立てではAに少なからず気があるようにしか思えないけど、照れ屋さんぽいからなぁ…。やだよぉ、三角関係とか。ましてや相手はアイドルとかどんだけ贅沢な悩み？(笑))

深澤「ねぇ、由美ちゃん…」

こそっと体を寄せて、耳元で深澤さんが由美に話聞ける。

由美「ん？」

深澤「今さ、もしかしてなんだけど、俺と同じこと考えてたかなって…」

由美「あ、もしかして今始まろうとしている恋模様？(笑)もう、始まっちゃってるか…(笑)」

深澤「だよねぇ〜だよね、気付いちゃうよね(笑)」

由美「いや、むしろそれを客観視できる深澤さんにも驚き！そこに加わってないの？(笑)」

深澤「もちろん、世の男はすぐ惚れちゃうだろね(笑)こんな美声まで聴かされちゃあさ。でも俺はそこには参戦しないんですねぇ〜(笑)」

由美「確かにメンバー内での恋愛いざこざは嫌だよね(笑)。…にしても、佐久間さんわかりやす(笑)」

深澤「そーなんだよ、あいつは裏表とか苦手なやつで全部でちゃうのよ。無意識に出しちゃってんのよ。さっきはこっちがドキドキしちゃったし(笑)」

由美「でも、そんな直球な所がまた佐久間さんの魅力の一つかもね。でも、佐久間さんならAと…アリかなって(笑)。優しいし、大事にしてくれそう。…でも、アイドルなんだよね。。」

そう言って由美は現実を突きつける。

佐久間「ねぇ、Aちゃんって身長いくつ？」

A「あ、149cmです…(笑)」

佐久間「ちっちゃ！かわゆっ！！(笑)」

A「いや、コンプレックスです。めっちゃ(笑)」

佐久間「え〜、俺とはちょうどバランスいいよ(笑)ははっ！」

A「佐久間さんいくつですか？」

佐久間「168cm！メンバーが皆背でかいからマジで俺の小ささが際立つ(笑)」

A「全然小さくないですよぉ〜皆さんが大きすぎるくらい(笑)少しわけてもらいたい(笑)」

佐久間さんとAはどうやらずっと話が盛り上がってる様子。

～🎶～

すると深澤さんの入れた曲のイントロが流れ始める。
それと同時に、大きな扉のドアが開く。

すると、ペコペコ頭を下げやたらと腰の低い2人の男性が中に入ってきた。1人は細くて背が高く、1人は少し丸みを帯びた体格で背の高さは佐久間くんより少し小さめ。