Second chance at life (ページ11)

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A「ねぇ、ここって全部設楽さんがお支払いしたってこと？だよね」と、由美にコソコソ話しかける。

由美「そういうことになるよね…。凄いなぁ。いったいいくらなんだろうね。」

A「私達って、何もしたわけでもないのにさ、いいのかなぁ…。しかもこれから行くとこだってきっとまた私達払わなくていいよってことだよね。」

A(なんか、申し訳ないなぁ。。かといって、ここを払います！とは言える自信がないし(笑)。カラオケだってうちらが行くようなフリータイムとは全然違いそうだし。んー何か罪悪感が…)

佐久間「Aちゃん？どうしたの？また具合悪くなった？(笑) 大丈夫？」

はっ！と佐久間さんに声を掛けられ、Aが顔を上げると
テーブルから乗り出して、なかなかの距離感で心配そうな表情で見つめてくる。
一瞬ドキッとした。
A(わぁぁ！びっくりした… この距離でクリっとした目で見つめられたらさすがに心臓バクバクしちゃうよ！)

A「あ、あ！はい！大丈夫です！」

佐久間「もしかしてAちゃん、悩み事あるの？僕で良かったら全然聞くよ」と、満面の笑みで微笑む。

A(もう、何が悩みなんだか、何に悩んでたのかすらもすっ飛んだ(笑))

由美「佐久間さんって〜もしかしてAタイプですか？」

A「！！ちょっ！！いきなり、何言っての？！失礼だってー！ごめんなさい、佐久間さん！由美は悪気なくって、ほんっとすぐ思ったこと口にしちゃうので。気にしないでくださいね！」
慌てながら、全否定する。

由美「え〜だってさぁ、何となーくの勘っていうかさ…みてて…」

佐久間「あ！僕タイプかもしれないです！(笑) めっちゃ話しやすいし！(笑)ははっ」

深澤(おーーっと！俺が見てない隙に油断も隙もねーなぁー！)

深澤「あ〜のぉ佐久間はですねぇ〜ほんとこいつもすんげー素直なやつなので、すぐ口にしちゃうんすよ！いや！間違いない！こんな素敵な女性前にしたらみんなタイプになっちゃうって！！な！なべ！」

深澤(あ！やべ、よりにもよって微妙ななべにふっちまった)

渡辺「うん、とっても魅力的ですよ！皆に好かれてるのがわかる」

深澤(お！なべにしてはいい感じの返し！ナイス！)

深澤(しかし、佐久間まじでやべーな、このまま突っ走んないでくれよぉ。こっちがドキドキだよ、まったく)

設楽「お待たせ！場所押さえたからタクシー呼んでもらったから。」

設楽さんの一声で空気が一転した。