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イ チ バ ン_!【No.6】 ページ8

*



今はお昼休み

ラブホリ先生の恋愛相談室で相談なう←



目の前で私の話を聞いてくれているのは保健室の中島健人先生

通称 ラブホリ先生。



明るい性格から、生徒に人気な新任の先生

実はご近所さんで仲良かったりする



この保健室には生徒からの恋愛相談が絶えないらしい笑

きっと年も近いし相談しやすいんだろう




あ、でも私は恋愛相談とかじゃないから!




健「いやいや、思い切り恋愛相談じゃん?笑」


『え、なんでそうなるんですか!?』


健「その親友?への幼馴染みの言葉聞いてさ、
(人2)は嫉妬したって事だろ?」


『ぅ…嫉妬…なんですかね…』



確かに他の子に向けられた笑顔を見るのは苦しいけど…



健「フフッ そっから先は自分で考えろーッ!笑
もうすぐ予鈴なるしさ」


『えぇ!?全然聞いてもらってませんよ!?』


健「ん、じゃ秘密の恋の方程式教えてやる☆←
俺×おm((『あ、結構です。』




長くなりそうだったので遮るとしゅんとする先生

可愛い、とか思ったり←




健「ま、頑張れよッ!!」




いつの間にか立ち直っていた先生に頭を撫でられた

なんだかさっきまでの落ち込んだ気持ちが何処かへいく様な感じがした

…少し、元気出たかも




『…先生!聞いてくれて有難うございましたッ♪』


健「また相談したくなったらいつでも来いよ笑」


『はいッ!…予鈴鳴る10秒前なので失礼します!』



10秒とか…絶望しかないわ、うん。

朝から遅刻までしたのにやばいとにかくやばい

取り敢えずダッシュ(`・ω・´)キリッ



『じゃ、失礼しましたッ!!』



バタン



扉の閉まる音が静かな保健室に響く


そして


健「…早く自分の気持ちに気付くといいな…」



そんな優しい声も小さく部屋の中に響いた




ーーーーーーーーーーーーーーーー


ラブホリ先生の恋愛相談室とかあったら毎日でも全力で通う←

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作者名:-Kaede- | 作成日時:2015年10月7日 22時

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