挨拶 ページ3
嫌に暑い日だったあの日、五月蝿いはずの蝉の声も、全く耳に入らなかったあの日。
床に広がる赤色、むせかえるにおい、動かなくなった大好きな人。
わたしはヒーローになると決めた。
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(幼少期)出久side
今日隣の家に新しく引っ越してくる人がいるらしく出久はソワソワしていた。
.......無個性なの、バカにされたりしないかなぁ??......................友達に、なれるかなぁ??と
、不安になって色々考えていると、インターホンがなって母が玄関の方にかけていく。
玄関が開くと、男の人の声が聞こえてきた。宅急便かな?お隣さんかな?と、かんがえる。
「出久ー、おいでー。」
お母さんに呼ばれて、お隣さんが来たんだなと分かり玄関へ向かう。
先程巡らせたマイナスな思考が不安な気持ちを余計に煽る。
「こちら、お隣に引っ越してきた言ノ刃さん。娘さん、出久と同い年なんだって!ほら!出久、ご挨拶!!!!!!!!」
恥ずかしさもあり、下を向いたままだったが、母に促されたことや、同い年という言葉にひかれて、目線を前へやる。
「えっ......................ええ...........ぇぇええぇぇ!?!??!?!」
思わず奇声をはっした。なぜなら、向けた目線の先には、プロヒーローであるファイスピがいたからだ。それに、ファイスピは結婚したという情報はメディアでは全く無く、本人も公表していない。
彼は若くして沢山の功績を残す、主に海外で活躍しているヒーローだ。ファイスピがお隣さん?!なんで日本に住んでるの?!結婚してたんだ!?と、出久の頭の中はファイスピの事でいっぱいになって混乱していた。
そんな出久を見て、母があたふたしていると、ファイスピが気を使ってか、「ほら、Aお隣の緑谷さんだよ。ご挨拶してごらん。」とずっとファイスピの背中に隠れていた少女の背中を優しく押した。
すると、恥ずかしそうに俯きながらゆっくり前に出て、「わたし、言ノ刃 Aっていうの。出久くん?だっけ...........と同じ歳なの。その、えっと.....仲良くしてね。」
出久はその時初めてAと目線を交えた。しっかりと正面から捉えた彼女の照れの混じった優しい笑顔に出久は鼓動が速まった。か、かわいい。第一印象はこれだった。
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書き方が難しい(´;ω;`)
これからもっと勉強していきます!
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雫乃(なの)(プロフ) - 教えて頂きありがとうございます!!(´˘`*) (2018年8月13日 8時) (レス) id: 48bd0627e0 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月13日 6時) (レス) id: ddffcf757b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫乃(なの) | 作成日時:2018年8月13日 0時