ママになるからヒーロー免許を取ります！

11日目 ページ18

同日のGFハウスでは...

『おはよ〜ノーマン、エマ』

「おはよーA！」

一番最初に会ったノマエマカップルに挨拶をする 。
なんというか、その...

『朝からお手て繋いで本当にラブラブだねー、アンタらは』

現在AM5:00
チビたちがいないのはわかるが流石に腕からめながら手を繋ぐのはアンタらぐらいだ。

「そういうAはレイどうしたの？」

「僕も気になってた、
いっつも一緒にいるのに...なんかあった？」

『いや....その〜』

言えない、レイは昨日泣き過ぎて疲れたから寝てるなんて。
私がベットから出るときめっちゃ駄々捏ねてたなんて。

「A、声でてるよ〜」

『マジか！』

「もう遅いって」

「じゃあ今日は僕たちでやっとくからまだレイと寝てていいよ〜」

『いっ、いいの？』
「うん！
今日ぐらいレイを甘やかさないと学校に乗り込みそうだもんね」

『アハハ...でもいいの？任せちゃって』

「いいよ、たまには水入らずで過ごしておいで」

『２人とも...ありがとう！』

そして私は急いでレイがいるベッドに戻った。

「A居ないとレイ、凄く不機嫌だから」

「それな！」

ーーー
ー
「ぅ...A？」

『そうだよ〜、戻ってきたよ』

「A！」

『うわっ！？』

えーっと、今レイにベッドに引きずり込まれ、抱きつかれている。
私の存在を確かめるように思いっきり、ね。

『レーイさん、どうしました？』

「...怖い夢見た、Aがいなくなっちゃう夢」

マジか、ナニそれ可愛すぎなんだけど

『大丈夫！ここにいるよ』

「うん」

落ち着いたのか抱きしめる力が弱まり、規則正しい寝息が聞こえる。

『...きれいな寝顔』

安心しきってる顔をしていた。
私もこのまま寝ちゃお。

ーーー
ー
ｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ
『んぅ、今何時...はｯ17時！？レイ、起きて！』
「なんだよぉ、...ってマジかよ！まさかチビたちに見られたんじゃ...！」

この後めちゃくちゃ冷やかされたのは言うまでもない。

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