検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:89,200 hit

2日目 午前 ページ4

ゴーンゴーン

朝6時を知らせる鐘が鳴る。
料理はだいたい作り終わったので、みんなを起こしに行くのだ。

『エマ、ノーマンおはよー』

「「Aおはよー!」」

同じ最年長の2人と挨拶をかわし、年少組の部屋へ足を進める。

『みんなおはよー!!』

「Aおはよー!」

「Aボタンやってー」

「靴ひも結べなーい」

『はーい、みんな1人ずつやるから並んでね』

私は1人ずつ相手をしていく。

ガチャ
「Aー、手伝うぜ」

『ありがとうレイ、
 みんなー、レイもやってくれるってよー!』

私がそう言うと「わーい!!!」と言いながらレイの元に集まる子供たち。

レイは人気者だな。



そして...うん、かわいい。

そんなこんなで準備は終わる。

「時間通りね、いただきます」

「「いただきまーす!!!!!」」

ママの合図でみんな食べ始める。
私は早めに食器を片付けて、部屋へ戻った。

そして制服へと着替える。

髪は下ろしていこうかな、
切り替えが出来るようにね。

そして全ての準備が終わり、リビングに向かう。
レイが作ってくれたお弁当もバックに詰めていく。

『ママ、みんな、行ってきます!』

ママと兄弟たちに声をかける。

「A、今日からなの?」

フィルが心配そうに声をかけてくるので、私は安心させるように頭を撫でた。


『そうだよ、できるだけ早く帰ってくるからそれまで待っていてくれる?』

そう言いながら聞いてきたフィルの頭を撫でる

「うん!僕待てるよ!」

『いい子♪』

じゃあね、と手を振る。

「A、学校で気をつけることは?」

不意にママに声をかけられる。
だが、当たり前のように聞かれることだからすぐに答えられる。

『笑顔と敬語、そして人に余り深入りしないこと!』

「そうよ、楽しく行ってらっしゃい」

『行ってきます!』

ガチャリ
ドアを開けるとレイが立っていた。

門まで送る、だそうだ。

2日目 午後→←1日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ネギトロ81194(プロフ) - ありがとうなんてそんなことないですよ!私はミュニカさんの作品で疲れた心を癒しているのでむしろありがとうございます!あと、私非ログ民だったけどログインしたのでIDが違うけど勘違いしないで下さい!これからも頑張って下さい!!! (2019年12月22日 15時) (レス) id: 1e30984a66 (このIDを非表示/違反報告)
ミュニカ(プロフ) - ネギトロ81194さん» いつもありがとうございます!遅くなりましたが今日更新することができました。アカウントが変わりましたのでこれからは“ミュニカ”としてこの作品をよろしくお願いします! (2019年12月22日 7時) (レス) id: 73bb853fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - ああああああああああ何回読んでも、飽きない!好き!!頑張って下さい!! (2019年11月25日 20時) (レス) id: 0e7815ed8c (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - ネギトロ81194さん» ありがとうございます!これからも頑張って行くので応援よろしくお願いします! (2019年11月20日 18時) (レス) id: 99ed63d8e4 (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - 続き気になります!更新頑張って下さい!!! (2019年11月1日 8時) (レス) id: 8e841cc71d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミュニカ | 作成日時:2019年2月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。