【wrwrd】時の巫女 (ページ15)

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14.赤の過去ページ15

［結視点］
トントン君の家に着いたので、テーブルを挟んで向かい合う。

『ゆっくり、ゆっくりね。辛くなったら泣いて良いよ。でも、我慢だけはしないで。』

不安を抱えたまま明日を迎えても、同じことを繰り返してしまうだけだろう。少しでも、不安を取り除いてあげたい。苦しんでいるのなら、助けてあげたい。

tn「さっきの続きから…。友人との間に大きな壁ができてから、少しずつ俺は……。周りの友人たちは、最初は心配してくれてた…。でも、月日が過ぎていくと皆、俺から離れていったんや。それで、俺は…。」

“壊れた”。

彼__トントン君は、言い終わったとたん、涙を流した。

『ありがとう、伝えてくれて。辛かったね…辛かったよね…。でも、トントン君は頑張ったよ、大丈夫。』

そう言いながら、優しく抱きしめる。トントン君が泣き止むまで、ずっと。今まで、こんなに苦しんでたんだ…。なんとしても、未来を変えてあげる、そう心に誓った。

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遅くなってすみません!!
でも、これから更に遅くなってしまうと思います……。
本当にすみません!!