第五十九話 ページ9
- you side -
「剣道部入ろーぜ」「あ...いや」
朝、登校時間。
完全に覚めていない状態のまま
ポツポツと歩く。
すると、左の道から
「おーい！」と元気な声が聞こえてくる。
『えっと...切島、君？』
「お、覚えててくれたんだな！
壊始、だったよな？教室まで一緒に行こうぜ！」
ニシッと、ギザ歯を見せて笑う切島君。
私は『良いよ』と短く返して
切島君の隣を歩いた。
「壊始は授業楽しみか？」
『ヒーロー基礎学とかは楽しみかも』
「だよな！オールマイトが教科担当だしよ！」
初めて話す相手にも
笑顔で対応。
A組って凄いなぁ。
そんなことをしみじみ
思いながら話していれば、
教室は目の前だった。
.
「おはよ、A」
『おはよう 耳郎ちゃん』
適当に教科書を出せば
席に着く。
「一限目なんだっけ？」
『確か英語。』
「プレゼント・マイクだよね
クセのある授業なのかな」
.
「んじゃ 次の英文のうち 間違っているのは？」
.
.
.
「おらエヴィバディヘンズアップ
盛り上がれ──！！！」
((( 普通だ )))
確か4だったよね...。
それと、私が思っていたよりも
普通の授業だった。
.
─ 昼 食堂 ─
「A、一緒に食べない？」
『あ、耳郎ちゃん。勿論、大歓迎』
少し広めの席に座れば、
きつねうどんを持った耳郎ちゃんが
目の前に座った。
「あ、席空いてる！
ねぇねぇ、相席してもいい！？」
『三奈ちゃんと、葉隠さん
私は良いよ。耳郎ちゃんも良いかな？』
「ウチも全然オッケー。
人多い方が楽しいし。」
こうして隣と斜め前が埋まる。
「Aの料理ヘルシーすぎない！？
味付け凄い薄そう...」
『味付け濃いヤツより、薄い方が好きなんだよね』
味付けの話がどうかは
わからないが、今 恐らく、私は
めちゃくちゃガールズトークをしている。
.
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縁(プロフ) - 名無し25433号さん» コメントありがとうございます！時間のある時にでも構想を練っておきますので、良ければ楽しみにしておいて下さい！ (2023年3月29日 14時) (
レス) id: 36c180ca86 (このIDを非表示/違反報告)
名無し25433号(プロフ) - 短編的な小説⁉︎ 需要ありまくりです！これからも緑さんのペースで更新楽しみにしています！ (2023年3月29日 0時) (レス) @page7 id: 44af73466c (このIDを非表示/違反報告)
縁(プロフ) - いちきちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言ってくれると有難いです。これからも色んな人に見ていただけるよう精進して参ります！ (2023年3月26日 18時) (レス) id: 36c180ca86 (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします!続編おめでとうございます!とても素敵というかなんというか文章が読みやすくて楽しく読ませていただいてます!更新無理せずに頑張ってください! (2023年3月25日 12時) (レス) id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縁 | 作成日時：2023年3月25日 9時
