第二十三話 ページ23
- you side -
教室に着くと、入口には人で溢れ返っていた。
「わ、凄い人...。Aちゃんかなぁ？
可愛いし、個性も強いしさ！」
『え、そんなことないよ？
爆豪なんじゃないかなぁ』
「あーそうかもしれない。
でも、Aちゃん目当ての子もきっと居るよ！」
『わ、私目当てって...』
教室に入れず、階段の近くで
人が去るまで待つ。
すると、群衆の中からミルクティー髪の
男の子が”邪魔だァ！”と、乱暴に
掻き分けて出てきた。
その人物は、言わずもがな
爆豪勝己である。
「おいクソ破壊野郎！
俺の方が早く着いたから俺の勝ちだ！」
『なにその勝負』
恐らく、昨日の授業のことだろう。
変に気に入られてしまったのかもしれない。
...なんだか悪くない。
そして何故か自慢気に言う彼は、
周りから少し冷やかされていた。
「なんだよ爆豪〜、壊始のこと好きなんかよ？」
「壊始さん困ってんぞ〜」
ケラケラと笑う彼らに、本人は
”っせぇ！殺.すぞ！”と、怒鳴り散らかした。
「...なんかアホらし。行こうAちゃん！」
『あ、そう、だね。行こう』
溜息をついた彼女は、
私の手を引いて後ろからドアから
教室に入って行った。
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作者：星が黄色に...、ありがとうございます！
良い作品に出来るよう努めていきます。
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縁(プロフ) - ケロまる。さん» 初めまして。私の作品を読んでいただいてありがとうございます。応援していただけると、とても励みになります！面白いと思って頂けるよう努めていきます！ (2023年2月12日 9時) (
レス) id: 36c180ca86 (このIDを非表示/違反報告)
ケロまる。(プロフ) - 初めまして。この作品を読ませていただいています。あなたの書くヒロアカの夢小説大好きです。上から目線になっちゃいましたが、更新頑張ってください！ (2023年2月11日 20時) (レス) @page31 id: 0601be7ffe (このIDを非表示/違反報告)
縁(プロフ) - 雪樹さん» 初めまして。励みになるコメントありがとうございます。不定期更新ではありますが、面白い作品にできるよう頑張っていきます！ (2023年2月2日 16時) (レス) id: 36c180ca86 (このIDを非表示/違反報告)
雪樹(プロフ) - 初めまして！今日この作品と出会いあまりにも面白すぎて一気に読んでしまいました。今後どうなっていくのかすごく楽しみです。更新頑張ってください！応援しています！ (2023年1月29日 22時) (レス) id: 671c591c53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縁 | 作成日時：2023年1月25日 20時
