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Oside
あの人が襲ってきた時
丈くんの匂いに包まれ
頭が真っ白になっていた
恭平や大ちゃんの声が聞こえ
何かが倒れるような大きな音がし
我にかえった
丈くんがなんでオレを抱きしめてるんか？
「大橋！お前、大丈夫か？
どこも怪我してないか？」
丈くんの声に顔を上げる
目の前には俺の大好きな顔があった
ふっと横を見ると
丈くんの左手から
ポタポタ血液が流れていた
何が起こったか把握できなかった
オレに向かってきたナイフは？？？
何故丈くんの手から血がでているんか？？？
俺のせいで、丈くんが怪我をした？？？
「丈くん！！！！」
そのあとのことは、
慌ただしく過ぎてしまい
よく覚えていない。
気が付くと、恭平がオレを家に連れて帰ってくれていた
家に着いても、恭平が俺の側から離れず近くにいてくれる
恭平は、仕事でオレがイジられている時も一人置き去りにしないように声をかけてくれたり、一人残ってくれ手を差し伸べてくれていた
いつも何気ない優しさに救われている
今回も側にいてくれる恭平
恭平の気持ちから逃げていた自分が申し訳ない
でも今だけは恭平の優しさに甘えさせてもらう
しばらくして大ちゃんが家にきてくれた
「丈くん、傷は浅くて縫合もしとらんし
傷も残らんやって
しばらくは動きが制限されるけど
すぐに元通り！
はっすん、安心してな」
大ちゃんの言葉に一安心する
でも、傷が浅かろうが残らなかろうが
怪我したことには変わりない。
あの時、彼女に言われた
「あんたのせい・・・」
との言葉が頭に響く
俺がいたから丈くんが怪我をし、彼女が追い詰められ犯罪のような行為をした。
俺さえいなかったら・・・
「オレのせいや・・」
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ぐりーん(プロフ) - やまびこさん» やまびこさま、読んでいただきコメントまでもらって嬉しいです(*´꒳`*)ありがとうございます♪ (2022年2月11日 21時) (
レス) id: dd92543ad8 (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ - とってもよかったです (2022年2月11日 14時) (レス) @page13 id: 23a3c657d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりーん | 作成日時：2022年2月7日 11時
