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フッと我にかえると
左手に何か生暖かい感覚がした
生暖かいものが血液だと気がつくと
急激に痛みがはしった
年下組は俺が駆け出した後すぐに
マネージャーに連絡してすぐに駆けつけてきていた
マネージャー達も走ってきている
みっちーが俺の腕にタオルを巻いて止血してくれる
その間も俺の右手は大橋を抱きかかえている
「丈くん！
なんでおるん？」
大橋も状況が理解できずにいる
「大橋！お前、大丈夫か？
どこも怪我してないか？」
「丈くん・・・
俺は大丈夫や」
俺の胸の中から顔を上げる大橋
俺の左手の傷に気付いた
「じ、丈くん！
怪我しとるやん
大丈夫か？？？」
「大丈夫や
心配するな
蚊にくわれたぐらいの痛みや」
「オレのせいや」
大橋から絶念感を感じられる
「アホか
お前のせいやない
一人で抱え込んで怖かったな・・」
「丈くん・・」
大橋の目から涙が溢れる
「とにかく病院に行きましょ」
大吾が俺の出血を見て焦って言う
久しぶりの大橋の温かさを離したくなかったが、
このままにしておく訳もいけない
「恭平！大橋を頼む」
呆然と立ち尽くしている恭平に大橋を託し
俺はマネに病院に連れて行かれた。
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ぐりーん(プロフ) - やまびこさん» やまびこさま、読んでいただきコメントまでもらって嬉しいです(*´꒳`*)ありがとうございます♪ (2022年2月11日 21時) (
レス) id: dd92543ad8 (このIDを非表示/違反報告)
やまびこ - とってもよかったです (2022年2月11日 14時) (レス) @page13 id: 23a3c657d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりーん | 作成日時：2022年2月7日 11時
