第五十六話 ｰ揶揄ｰ ~忍術学園全員出動！パロ~ ページ26
「折角お泊まりなんだから、三郎君はAの部屋で寝てね！きゃー！久しぶりに女子会しちゃいましょ！」
「ちょっとみね子〜、アンタ最近和彦とどういう感じなの〜？文通してるんでしょ〜！？」
「やっだぁ！なーにも変わっていないわよ〜！！」
･･･女性と言う生物は何故こんなにも話すのが好きなのだろうか、俺には理解ができない。
和彦というのは俺の父さんの名前。今は遠くへ出張で家には居ない。
しかし俺の両親は昔から俺がいるのにも関わらずイチャラブしだすから困ったもんだ。･･･慣れたけど。
「あ、そうだ！Aと三郎君でこの村を久しぶりに散歩して来たらどう？でも夕飯までには帰って来てね〜！」
母さんの提案で先輩と目で会話をする。
«どうします？»
«行くか？»
«別に良いですよ»
久しぶりに故郷を歩くのも良いが、二人して早くこの空間から抜け出したかったからでもある。
そして二人で外に出、適当に村を歩く。
「しかしお前の母さんは面白いなぁ」
「別に･･･、鉢屋先輩の母親も僕の想像通りですよ」
太陽の日差しで、立つだけで顔が赤く火照る。空気が肌にまとわりつく様な暑さ。
暑さもあるが、久しぶりの故郷で新鮮な空気を味わいたく口布を外す。
顔全体に広がる開放感。
うわぁ･･･、さいこー･･･。
「ふっ、A･･･、おまっ･･･。変な日焼けー」
人が開放感に浸っていると言うのに鉢屋先輩は俺を指差しゲラゲラと笑う。
そんな酷いの？
川の反射を利用して顔を覗き込む。
「うわっ」
そこに映った自分は目から上は少し小麦色になっていると言うのに鼻から下は真っ白。俺、こんな肌白かったの？と言う程に真っ白。
「･･･」
無言で口布を着けようとする俺に慌てて静止する鉢屋先輩。
「ばっか、また着けたら更に酷くなるだろ！」
「だ、だって！こんな恥ずかしい姿、見せられないですよ！」
俺がそう言った時、鉢屋先輩はいきなり先輩の左手で俺の腰に手を回し、右手で俺の顎をクイッと持ち上げる。俗に言う顎クイだ。
「･･･私は、どんなAの姿も愛しているぞ」
「は、鉢屋先輩･･･！？」
普段と同じようなジト目なのに、何処か真剣さを感じさせる瞳に一瞬胸がドキッと鳴る。
「例え、そんなジャ〇グル黒〇えみたいであったとしてもな･･･いってぇ！」
揶揄う鉢屋先輩に渾身の拳をお見舞した。
「(愛してるのは本当だけど･･･な、)」
「？、何ですか？」
「･･･別に」
第五十七話 ｰ夕食ｰ ~忍術学園全員出動！パロ~→←第五十五話 ｰ素麺ｰ ~忍術学園全員出動！パロ~
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あい(プロフ) - ありがとございます🥺 (2022年3月20日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！体調までお気遣い頂き本当にありがとうございます…！！あいさんも、三寒四温の時期ですのでお体を大切にお過ごし下さい☺️ (2022年3月20日 20時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 全員出動楽しみです！！ リクエストこちらこそ忙しいのにありがとございます🥺 ゆっくりで良いので体を大事にして下さいね､､風邪引かないように気をつけてください (2022年3月20日 20時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - あいさん» コメント、リクエストありがとうございます！リクエスト無理を言ってしまい申し訳ありません… 忍術学園全員出動！ですよね？ご期待に応えれる様なお話は書けないかもしれませんが頑張ります！今の内容が終わったら即書かせて頂きます！ (2022年3月20日 20時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あ！！ ありがとございます 泣きそうですwww また続き描きますねwww えっとリクエストなんですけど映画を書いて欲しいです！！ 喜三太救出とオオマガトキの話です (2022年3月20日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷室アオイ | 作成日時：2022年1月17日 20時
