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類side
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「あきら、総二郎！」
凄い数の招待客の中、俺は後の方にいる二人を見つけて声を掛けた。
この二人が後の方にいるなんて、不思議...
「おっ類、遅かったな？」
「あきら、こいつ今日は牧野が側にいないからあんまりパーティーに興味ないんじゃねぇか？」
「あぁ、なるほどな！牧野がいないと、類は抜け殻だからな」
あきらが納得したように総二郎と笑った。
相変わらず好き勝手言ってるけど遅刻した訳じゃない。
父さん達と一緒に来たから遅くなっただけなのに...
「...抜け殻？
それにしても、凄い数だね」
「あぁ、さすがエドワードだぜ。
こんだけいれば俺達も中々声掛けられねぇかもしれねぇな。ラッキーじゃん」
「総二郎は静かに飲みたいのか？珍しいな」
「まぁな。でも、滋と桜子がいるから無理なんだろうけど...」
「....期待しない方がいいかもな」
「そういえば、女性陣は？」
「滋の挨拶回りの付き添い。先に終わらせてゆっくり食べ物にありつくって魂胆だ...」
「ﾌﾟｯ、エドワードのパーティーでも食べるんだ。さすが大河原。」
ざわめく会場で俺達は。パーティーが始まるのを待った。
「もうそろそろか？」
あきらがそう言うと、会場はうす暗くなりステージがバッと照らされた。
「大変お待たせ致しました。
本日はエドワード財閥創立１２５周年記念パーティーに足をお運び頂きありがとうございます」
司会がそう言うとステージに会長夫妻とジョンと牧野が現れた。
牧野...
『まぁ、ケイトさん今日もとてもお綺麗ね。あのドレス似会ってるわ、素敵』
『このままエドワードの御曹司と婚約...なんて事ないのかしら？お似合いの二人だと思うんだけど』
『ジョン君はケイトさんを大切に思っているそうだよ。ケイトさんなら会長も文句はないだろうにな』
会長の挨拶が始まったが、俺は会長の話が耳に入ってこなかった。
俺が側にいる事を知ってか知らずか、周りの奴らはジョンと牧野を褒めている。
確かにステージにいるジョンと牧野は俺から見てもお似合い。
二人とも、キラキラと輝いて見える...
仕事だからと言われても、隣には俺が立っていたかったな...
ジョンから贈られたドレスなんて着ちゃってさ...。
俺は二人をボーっと見ていた。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年1月11日 15時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 初めまして、とても面白くて一日で全話読んできました。色々大変かとは思いますが更新楽しみにしています。 (2021年12月10日 18時) (レス) @page4 id: df7faafefb (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - とても面白い作品です！！更新楽しみにしています！！ (2020年8月9日 4時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ す か 。 | 作成日時：2020年5月10日 13時
