信じる。 (ページ5)

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結局、俺が何回否定しても

証拠があるの一点張りで

俺の話なんか聞く耳ももたんかった。

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＿事務所

滝「お前...今回のことは本当なのか？」

『飲んでません.....。』

翔「じゃあ、あの動画はなんだよ。」

『やから...知らんって.....。』

大「康二があの店に入る様子も映ってたんでしょ？

なんでそんなことしたの」

『行ってない...。』

ラウ「康二くん....」

俺は大人の人に囲まれ、

メンバーからも冷たい視線を浴びながらも否定を繰り返す。

俺はやってない。

こんなん嘘や。

俺は今まで真面目にやってきたんや。

そんな叫びを受け入れて貰えず、

ただただ責められ続けるだけ。

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滝「........とにかく、

今後は事実確認を行ってから、

康二の処分、考えるから。

とりあえず今はまだ自宅待機。

もしこの報道が確実なら

一定期間活動休止処分に相当すると思う。」

『......俺はほんまにやってないんです。

ほんまに知らないんです...。

ほんまに...」

亮「康二...。」

結局、話はあれから平行線。

その日はそのまま家に帰った。

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なんで信じてくれへんの...？

話ぐらい聞いてや...。味方やなかったん...？

理不尽に怒られて理不尽に仕事を奪われた俺は、

ソファで1人涙をこぼしていた。

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