Kjmm[寂しさを埋めて] ページ19
学パロ
微absk(sk先生の片思い)でabモブ表現有
kj 先生
mm 生徒
黒side
「今日のホームルームはこれで終わりやな、みんな出された課題は早めにやっといた方が楽やで〜？じゃあ解散！」
ガラガラッと扉を開け職員室に戻る向井先生
今日も安定にかっこいい俺の担任で俺の恋人。
恋人って言ってもまだ仮で、卒業後にもう一度告白するからなって言われている。
はぁ…はやく向井先生じゃなくて康二くんとか康二さん、いつかは康二とかよんだり…ふは、俺なんか今可愛いんじゃない、？笑
あーあ、はやく向井先生と2人きりになりたいな、学校だと全然2人で喋ってさえくれない先生…
「はぁ、、」
寂しいなぁ…いや、仕方ないことは分かってるんだけど…週に一回、日曜の午前だけしか向井先生の家に行けないのはさすがに足りないって…もっと向井先生といっしょにいたいのに…
なんてモヤモヤ沢山考えていたら
「どうしたの、めめ。なんか考え事？」
「おわ、阿部ちゃん。」
俺と同じクラスで、可愛い彼女がいる阿部ちゃんが話しかけてきた。
「ふふ、ごめんね？なんか難しい顔してたから何かあったのかなって思って！」
にっこりと優しい笑顔で頭を撫でてくる阿部ちゃんは、多分同い年では無い。
「いや、ちょっと考え事してただけ、」
「もしかして…」
向井先生？
耳元でぽつり、問われた俺は
「…うん」
ちょっと話を聞いて欲しくて、首を振った
「失礼します、佐久間先生いますかー？」
阿部ちゃんに話聞くよ、と手を握られ連れてこられたのは優しい佐久間先生の居る保健室
「んにゃっ！！あべちゃん！！！と、めめ？、どぉかしたの？けがぁ？」
…先生って阿部ちゃんのこと好きだよねほんと。俺に気付いた途端シュンってしちゃって…
まぁ先生は諦めてるみたいだけど…
「俺もめめも怪我じゃなくて、ちょっとお話したくて保健室借りにきちゃいました。だめでしたか？」
てへっとかしゅん、みたいな効果音がついてそうな阿部ちゃんを見た佐久間先生は顔を真っ赤にして
「い、いぃよぉ…？でも佐久間先生もやる事あるからすこしだけだよぉ？」
うるうるっとした目に少し涙をためて10分ね…？と伝えそそくさとパソコンの前に座った
「…佐久間先生ってチョロいよね」
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作者名：絹ごしぷりん | 作成日時：2022年9月11日 0時
