97.私side ページ47
97.
《Aside》
目を覚ましたら隣りに大ちゃんがいなくて頭が真っ白になって玄関に行って大ちゃんの靴がないのを見て床に座り込んだ
｢…大ちゃん…｣って言ったときに玄関のドアが開いて…
大吾｢ただいま。えっA 何してるん？｣
抱きしめられて抱きしめ返して…
大吾｢どうしたん？｣
A｢起きたら大ちゃんがいなかったから｣
大吾｢そっか。もう大丈夫やで｣
大ちゃんに頭をポンポンとされて私は安心してリビングに行ってソファーに並んで座った
大吾｢朝の間に実家に行ってくるって昨日言ったやん｣
A｢あっ…｣
大吾｢忘れてたん？(笑)｣
A｢笑わんとってよ。本当に頭真っ白になったんやから｣
大吾｢ごめんごめん(笑)｣
A｢もう実家に行ってきたの？｣
大吾｢うん。今日はAと一緒にいられる日やし始発で行ってきた｣
A｢それにしても帰ってくるの早くない？そんなにすぐに終わる用事だったの？｣
大吾｢うん。車 取りに行ってきただけやから｣
A｢車？誰かとどこか行くの？｣
大吾｢うん。暗くなったらAとドライブ行こうと思って｣
A｢… えっ｣
大吾｢どこ行く？人の多いところは無理やけど…って...また泣く〜(笑)なんなん？(笑)｣
A｢…だって…そんなの絶対ダメなのに... ...行きたいし...どうしたらいいの？｣
大吾｢ハハハッ(笑)...絶対大丈夫なように場所も考えるから俺とデートしよ｣
A｢…うん｣
… … …
着ていく服を決めるのに悩んでいたら大ちゃんに｢どれでも可愛い可愛い｣って適当に言われて(笑)
でもそんなデートの準備をする時間も初めてですごく楽しくて…
外が暗くなってから一緒に家を出て、
大ちゃんが近くのパーキングに車を出しに行っているあいだ私はマンションの前の人目につかないところで待って...
マンションの少し手前に停まった車の後部座席にサッと乗り込んでドアを閉めると車はすぐに走り出して...
大吾｢うしろでごめんな｣
A｢ううん｣
...わぁ...うしろからみても運転してる大ちゃんかっこよくてヤバい...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 374人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海音(プロフ) - かつみさん» かつみ様 コメントありがとうございます。…まだ先は考え中です…。これから先もよかったら読んでください！ (2021年8月24日 14時) (
レス) id: e9df3dd604 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - 正門さん、どうなるんやろ (2021年8月24日 14時) (レス) id: 6fcedf22d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2021年8月17日 22時
