61.正門side ページ11
61.
《正門side》
仕事終わって家に帰ってきて、夜ごはんも食べて、自分の部屋でゴロゴロしながら携帯見てるけど…
考えてしまうのは大吾のこと。
…大吾とあれから10日くらい話せてないけどどうなったかなぁ…
手に持ってた携帯が鳴り出して…はっすんから着信…
大橋「正門、今 仕事中?」
正門「違うけど どうしたん?」
大橋「今からすぐにAちゃんのマンション行けへん?」
正門「えっ?なんで?」
大橋「恭平とAちゃんが2人っきりやから行ったってほしいんやけど…」
正門「えっ?恭平?どういうこと?」
大橋「詳しいことは話すからとにかく今すぐに行ってほしい。正門お願い」
正門「えっ…うん…わかった…」
よくわからんけどはっすんと電話で話しながら用意して外に出て歩き出して…歩きながらはっすんと丈くんから聞いてだいたい事情はわかった
電話を切ってから足早にAさんのマンションに向かって…深呼吸してからインターホンを押したら玄関のドアが開いた
A「…正門くん…」
正門「恭平が来てるって聞いて来たんやけど」
A「恭平くんなら15分前くらいに帰ったけど」
正門「えっ?そうなん?」
A「…うん…」
恭平がいないのならすぐに帰らないとあかんのに俺はAさんの前で立ち止まったまま前にも後ろにも動けない
絶対あかんのはわかってる。わかってるけど俺はAさんの顔を見るだけで心にしまってた気持ちが溢れ出てしまうみたい…
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海音(プロフ) - かつみさん» かつみ様 コメントありがとうございます。…まだ先は考え中です…。これから先もよかったら読んでください! (2021年8月24日 14時) (レス) id: e9df3dd604 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - 正門さん、どうなるんやろ (2021年8月24日 14時) (レス) id: 6fcedf22d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音香-otoka- | 作成日時:2021年8月17日 22時