38.私side ページ38
38.
《Aside》
良規と同棲を始めて1週間くらい。
良規と過ごす時間が増えて嬉しいって気持ちより良規が楽しそうで嬉しいって気持ちのほうが大きい
正直、良規と一緒にいる未来は考えてなかった。...っていうか考えたくなかった。考えないようにしていた。
良規はきっと近い未来に私を大阪に残して東京に行ってしまう。良規もそれを考えて同棲は望んでないと思ってた。だから合鍵はずっとわたさなかった。それなのにまさかこんなにも合鍵を欲しがっていたなんて(笑)
正門｢Aがごはん食べ終わるまで待ってるから今日は一緒にお風呂入ろな｣
A｢うん。ちょっと待っててね｣
良規は外でごはんを済ませてきたから私は残っていたごはんで1人分のオムライスを作って、1人で食べ始めて…テレビを見ていた良規がうしろから覗き込んできた
正門｢めちゃめちゃいい匂いする」
A｢ちょっと食べる？でも口内炎にしみるかも｣
正門｢もう治りかけやから大丈夫｣
振り返って良規の口にスプーンでひとくち入れた
正門｢うまっ。俺も久しぶりにAのオムライス食べたかったぁ〜｣
A｢じゃあ明日の夜はオムライスにしよっか？誕生日にオムライスでも大丈夫？｣
正門｢ぜんっぜんいい！Aのオムライスふわふわでトロトロで店で食べるよりおいしいし。でもAは2日続けてになるけどいいん？｣
A｢いいよ。明日は今日より気合いいれてもっとおいしいの作るね｣
正門｢今日のよりおいしいのってヤバない？俺、Aのオムライス以外一生食べられなくなるわ｣
…幸せ。大好きな良規を想ってごはんを作れることも、良規がただ笑っていてくれてるこの時間も…
｢A…？｣って良規に顔を除き込まれた
正門｢ボーッとしてるけど大丈夫？｣
A｢…あっ、うん。良規とチューしたいなぁって思ってた｣
正門｢そんなこと考えてたん？食べ終わったらいっぱいチューしよな｣
A｢うん｣
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音香-otoka-(プロフ) - かつみさん» かつみ様 読んでいただきありがとうございます。コメントありがとうございます。少し書き直して書き足しました。 (2022年11月29日 18時) (
レス) id: e9df3dd604 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - 〜完〜ですか？すごく楽しかったので続編ありましたら楽しみにまっつますw (2022年11月27日 12時) (レス) @page36 id: 7ed3874fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2022年9月29日 22時
