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120.大橋和也side ページ21
120.
《大橋side》
…そういえばそうやったかも…
それより…
大橋「…キスマークつけたのはなんで？｣
大吾「…あぁ…キスマークは…彼氏のことめっちゃ好きみたいやから嫉妬してつけた」
大橋「…彼氏のことって…Aはだいちゃんのこと"愛してる"って俺にはっきり言ってたけど」
大吾「えっ、俺、あのときAちゃんにはっきり振られたけど」
…Aの本当の気持ちがぜんぜんわからへん。…なんで大ちゃんを振ったのにエッ チはしたんかな？…俺と会ってなかったから欲求不満やったとか…
とにかくもう１回ちゃんとAと話さないとダメやよな…
大吾｢…なぁ、はっすん｣
大橋｢ん？｣
大吾｢はっすん、最近、Aちゃんに電話した？｣
大橋｢してないけど。なんで？｣
大吾｢俺、何回か電話してんのやけどぜんぜん繋がらなくて…俺だけ着信拒否されてんのかな？｣
大橋｢そうなんちゃう(笑) 俺がかけてみるわ｣
大ちゃんの前ですぐにAに電話をかけて…
大橋｢あれっ、繋がらへん。待って、メールしてみるわ｣
メールしようと画面開いたけど、メールのトーク履歴にAはいなくなっていて…
大橋｢…だいちゃん…どうしよ…。Aがいなくなってる…｣
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2024年2月2日 21時
