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97. 私 side ページ48
97.
《Aside》
...あれっ...これは和也の腕の中じゃない...
...でも...
...大好きだった腕の中だ...
...だけどもうこの腕に抱きしめられることなんて絶対ないから...
私はきっと夢をみてるんだ...
大吾くんが私の部屋を出ていったあの日の続きの夢を...
----------------
大吾くんの背中に手を回して、抱きしめ返して...
A｢...大吾くん、おかえり｣
顔を見たら大吾くんはボロボロ涙を流しながら、ニコッと笑って...
大吾｢...Aちゃん、ただいま｣
少し長いキスをされて...ぎゅっと強く抱きしめられた
大吾くん...
...夢の中でも変わらないね...
...匂いも...体温も...キスの感触も...
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2024年1月23日 16時
