83.大橋和也side ページ34
83.
《大橋side》
もうすぐツアーが始まるししばらく会えへんから今日はいつもの焼き鳥屋でごはん食べてからAの部屋でイチャイチャする予定でいたら、食べ終わりそうな頃に正門に会ってしまった
A「私 先に帰ってるね」
大橋「うん。俺もすぐに帰るからな」
A「...うん」
正門にペコッと頭を下げてAは帰って、正門と2人になった
大橋「…付き合ってることずっと言ってなくてごめんな」
正門「それはええけど…びっくりしたわ」
大橋「やっぱりびっくりするよな。…だいちゃんにも話したほうがいいと思ってんのやけどな…まだ言えないでいて…」
正門「そっか…。いつから付き合ってるん？｣
大橋「もうちょっとで1年になる。...正門はどうなん？今もAのこと好き？」
正門「…えっ…。…そうやな。久しぶりに顔見たけどあいかわらずめちゃめちゃかわいいし…あんな子が彼女やったらええよなぁ」
大橋「えっ…待って。絶対ダメやで」
正門「ハハハッ(笑)はっすんもかなりハマってるやん。Aちゃんってそんなにヤバいん？」
大橋「…うん。こんな気持ちになったのは初めて。あのネックレス 俺も色違いの買ってプレゼントしてしまったし」
正門「ネックレス…？」
大橋「正門はシルバーのでだいちゃんはピンクゴールドのネックレスをAにプレゼントしてたやん」
正門「あぁ、うん。えっ、はっすんもあれの色違いのをあげたん？」
大橋「うん。嫉妬して俺はゴールドのをあげた」
正門｢嫉妬？｣
大橋｢うん。Aがだいちゃんにもらったそのネックレスを大切にしてるのは知ってたけど…今も捨てないでクローゼットの奥に隠しててな。…そんなに気にいってるのなら俺が買ったるから俺のを付けとけ！…って思って俺はあげた。笑」
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2024年1月23日 16時
