77.私 side ページ28
77.
《Aside》
たぶんこれからエッ チをすると思うと不安な気持ちはあるけど覚悟を決めてお風呂から出たら、和也はソファに座って難しい顔をしていて…
向かい合わせで和也の膝の上にまたがって座ったら和也は一瞬で耳まで真っ赤になった顔を横に向けて、
「えっ、待って。待って。待って。お風呂上がりのA、ヤバいって。かわいすぎて恥ずかしくて顔見られへん」って…。
そんなこと言われた私のほうが恥ずかしくなってぎゅっと抱きついて和也の肩に額を乗せたら、和也は私を優しく抱きしめ返してくれて…
大橋｢…Aの髪、いい匂いする｣
A｢…今日は髪の匂いお揃いだよ？笑｣
大橋｢あっ、そっか。同じシャンプー使ってるもんな。笑｣
和也が笑って話すときに私の耳にかかる和也の吐息がくすぐったいけど、気持ちよくて…
和也の腕の中は心地よくて心が落ち着く
大橋｢…なぁ、A｣
A｢ん？｣
大橋｢…もうちょっとだけAに近づいてもいい？｣
A｢えっ｣
大橋｢あっ、今日付き合い始めたばっかりやし嫌ならいいんやで｣
A｢…嫌じゃないよ。でも和也に全部見られるのはまだちょっと恥ずかしい…」
大橋｢…そっか。じゃあこのままで服の中に手だけ入れて背中、直接触ってもいい？」
A「...うん」
抱きしめ合ってお互いの顔を見ないままで…
私の服の中に入ってきた和也の手が私の背中に触れて…
大橋「...大丈夫？」
A「...うん」
大橋｢…キスもしていい？｣
A｢…うん｣
和也は私の背中からお尻を直接触りながらキスを繰り返して…
私の太ももに当たっているものがだんだん硬くなってきて…
大橋｢…A｣
A｢…ん？｣
大橋｢…大丈夫？｣
A｢…うん｣
大橋｢俺は大丈夫じゃない。笑｣
A｢みたいだね。笑」
軽くこんなことをしてるだけなのに和也の身体が反応してくれてることが嬉しい。
…和也のこともっと信じて、私ももっと頑張ってみよう…
大橋｢…今日はこれくらいでやめとこか。笑」
A｢…和也…待って｣
大橋｢ん？｣
A｢…ベッド行こ｣
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2024年1月23日 16時
