52. 私 side ページ3
52.
《Aside》
家に帰って玄関のドアを開けたら部屋の中は明るいし、
玄関には見慣れた靴。
急いで靴を脱いで部屋の中に入っていって...
「ただいま」って言ったらソファでテレビを見ている大吾くんから振り返らずに「おかえり」って返ってきた
A「来てるのなら連絡してくれたら早く帰ってきたのに」
大吾「...急に来たくなって来ただけやから」
付き合って1年以上経って、昨日も泊まっていっていっぱい愛してくれたのにこうやって次の日もまた私に会いに来てくれたことに嬉しいより今はホッとする…
A「大吾くん、ごはんは？」
大吾「食べてきた。Aちゃんは？」
A「私もいつものところで食べてきた」
大吾「また焼き鳥食べてきたん？本当好きやな(笑)あっ、今日ははっすんに会わなかった？」
A「会ったよ」
大吾「そうなんや(笑)はっすん、明日のことなにか言ってた？」
A「何も言ってなかったよ。"だいちゃんは元気にしてるでー"って教えてくれただけ。笑」
大吾「なんやねんそれ。"知ってるわ"って言ってやった？笑」
A「うん(笑)言ってやった(笑)...ねぇ、それで明日何かあるの？」
大吾「あぁ、明日の夜、はっすんと正門と3人でごはん行ってくる」
A「そうなんだ。楽しんできてね」
冷蔵庫の前で水を飲みながら話していたらうしろから抱きしめられた
大吾「明日は俺、来れへんけど大丈夫？」
A「うーん。ぜんぜん大丈夫。笑」
大吾「えっ...」
A「ふふふっ。嘘。笑」
大吾｢...俺に嘘つくとか絶対許したらん｣
キッチンでじゃれあって...抱き合って...
A｢...本当は寂しい...｣
大吾｢...俺もやで...｣
キスをして...服を脱がして、脱がされて...
私たちはキッチンで立ったままで繋がった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2024年1月23日 16時
