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51.正門良規side ページ2
51.
《正門side》
1年くらい前にAちゃんが俺があげたネックレスをなくしたって泣いてたあのとき俺は俺があげたものをそんなに大切に思ってくれてるAちゃんの気持ちが本当は嬉しくて…
でもAちゃんがなくしたと思ってるネックレスはなんとなく大吾が持ってる気がして…
大吾がそんなことをする理由は、俺とAちゃんが関わることを大吾は本気で嫌だと思ったから、
"ネックレスは捨てて"って…"もう会わないようにする"って大吾に言った。
あれから本当にこの1年1回もAちゃんに会ってない。
...でも...
はっすんが今みたいに行きつけの焼き鳥屋でAちゃんと俺の話をしたことを報告してくるから忘れたくても忘れられなくて...結局今も心の奥で俺はAちゃんを好きなままで…
大橋「...あれっ？正門〜」
正門「あっ、ごめん。ちょっとボーッとしてたわ。笑」
大橋「ふーん(笑)…Aちゃんのことでも考えてたんちゃうん？(笑)」
正門「…考えてないって。…それより、明日の夜 大吾も一緒に3人で久しぶりにごはん行かへん？」
大橋「えーっ、嬉しい！行こ行こ！」
大吾には先に聞いてあったから店と時間をはっすんと決めて電話を切って大吾にメールをしておいた
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2024年1月23日 16時
