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187.大吾side ページ37
187.
《大吾side》
兵庫でのコンサートの最終日の昼公演を見に来てくれていた正門が公演が終わってから楽屋に来てくれてちょっとだけ話をした
正門とAのことは気になってたし聞きたかったけど、
仕事中やから聞くのは我慢して…そやのに正門が帰り際にコソッと
｢アイドルしてる大吾見たらもっと好きになるから見ないって言ってたけど配信見るようにすすめておいたからたぶんさっきの配信見てたと思うで｣
って言って帰っていった
…今日帰ったら"大ちゃんのこともっと好きになったよ〜"って俺に飛びついてくるんちゃう？
玄関のドア開けたら両手広げて待っとこかな(笑)…
…って...あかんあかん…今は気持ち切り替えないと...
ペチンと両手で自分の頬を叩いて気持ちを切り替えた…つもりやったけど…
大橋｢大ちゃんどうしたん？｣
大吾｢えっ？なにが？｣
大橋｢なんでそんなにニヤけてるんかなって思って(笑)｣
大吾｢ニヤけてた？｣
大橋｢遠くから見てもわかるくらいめちゃめちゃニヤけてるで(笑)｣
大吾｢えっ…｣
大橋｢あぁ、あれか。正門が大ちゃんのうちわ持ってたから？｣
大吾｢うん。そうそう｣
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2021年9月28日 23時
