4話〇 試合前編 ページ10
ついに来た。3対3の試合。
俺のチームは、影山、日向、俺。
相手チームは、大地さん、月島、山口。
相手チームに大地さんが入ることに日向はびっくりしてたけどね。
月島なんか煽ってきたし
まぁ、俺には効かないけどね。月島も意味無いことをするよね。
まぁそんなこんなで試合がスタートした。
初めは影山のサーブから。
影山のサーブはあっさり大地さんに拾われた。
それからどんどん試合が進んでいって…
影山「トスを上げた先に誰も居ねぇっつーのは心底怖ぇよ。」
影山の中学時代の時の話を聞いた。
ぶっちゃけ、俺にとってはすごい羨ましかった。
だって、影山には、バレーがちゃんとできる環境があったから。
俺には…そんなもの……
影山が羨ましい。
そんなことを言えば…きっとまた…俺の居場所は……
影山「おい!何ボケっとしてんだボケェ!!!!」
『あ…ごめん。』
影山「次はお前のサーブだ。とっとと行け!」
『…うん。』
こうやってできるのも、きっと、今だけだ。
『(ジャンサーでいいか。)』
『スーッハーッ…よし。スッ…タッタッタッッ…バシッ…』
大地「アウト!」
…いや、
ピピーッ ッ
『インですよ。』
影山「…よくやった。」
『んだよ、その上から目線…(睨)』
日向「おぉぉおお!すげぇ!!なぁなぁ!それ、今度教えてくれよ!.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.」
『え、やだよ面倒臭い( ˙-˙ )』
日向「んだとぉ〜!!」
影山「おい、次も決めろよ。」
『…チッ……命令すんじゃねぇよ。』
影山「あ "ァ?」
『(無視)…ふぅ……スッ…タッタッタッッ…トンッ』
月島「(真正面。このくらいのスピードと強さなら僕でも取れ…!?)トットットットッ…」
大地「ジャ…ジャンフロ?!」
影山「二刀流…」
『(久しぶにジャンフロやったけんあんま上手くいかんわ……)』
月島「さっすが紅血の鬼神!やっぱ君みたいなバケモノは二刀流なんだぁw(煽り)」
『………』
月島「戦ってる時に、人を沢山殺した鬼、殺人鬼みたいだって言われて、こんな名前付いたんでしょ?」
『そうだよ。』
月島「でも、君、全然殺人鬼っぽくないよねぇ?身長低いし、威圧感だってないし?w君の本気見てみたいなぁww」
『……じゃあ、見せてやるよ。』
『影山、お前が中学ん時にやってたトスを俺に上げてみてくんねぇ?』
影山「…あぁ。わかった。」…トッ
『(意外と早い。でも、こんくらいなら)…ドンッ!!』
月島「ッ…!!」
『どうだよ月島。…でも、まだ本気じゃないけんね。』
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イチゴ苺(プロフ) - 水雷様さん» そっか…分からんのんか… (2021年6月30日 17時) (レス) id: 6012745a6d (このIDを非表示/違反報告)
水雷様(プロフ) - 標準語について俺に聞くなや。 (2021年6月28日 21時) (レス) id: d668b57d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルミア /水雷様 x他3人 | 作成日時:2021年6月26日 10時