19話 小学校バレーチームに突撃! ページ38
次の日の朝
『起きて〜!』
小学校に行くために3人を起こす。
「「「……」」」
返事は無い。ぐっすりおやすみ中の様子…
え?徹くん?もう起きてるよ!偉いね〜…
『…はぁ、宮ツインズは多分起きないから、信くんだけでも起こそ。』
『しーんくーん、おっきてー!』
「ん…?おはようさん、花彼。」
やはり、信くんは1発起きだ。
『ん、おはよう〜』
「どうしたんや?」
『いや、今日小学校に行こっかなぁ〜って思ってはるんけど…』
「ええで。じゃ、準備するから待っとってぇな」
『うん。』
〜数分後〜
「ん、お待たせ宮も起こしてきたで。」
『わ、信くんありがとぉな〜!じゃ、行こか!』
「おん。」
「でもええんか?花彼、小学校に辛い思い出あったんとちゃう?」
治くんが不安そうに聞いてくるが、私は
『ううん。もう過去の事なんやから。ええわ、大丈夫やで〜?』
そう笑顔で返した
「おぉ〜?あんまりでこーないな!」
侑くんが不思議そうに言う
『そりゃ当たり前やろ!田舎やねんな此処。あんたの所みたいにでこー無いわ!』
正論すぎるツッコミをお供えして、学校の敷地内に入る。
『え〜っと…あ、やってるやってる!』
少し歩くと体育館があり、少し覗きながら言うと
「んぉ?お!バレーやっとるやないか!」
やはりバレーバカの宮は盛り上がるみたいで…
「ホンマや!」
覗いて興奮する宮ツインズ
「……はぁ。」
これまた呆れている北さん
『あの〜…監督さん』
そんな時私は、このバレーチームの監督に声を掛けていた
「ん?どうしましたか?」
監督は優しそうな人で厳しそうな人だ。
『此処のバレーチームと少し対戦させて貰っても良いですか…?あ、えっと、高学年の子で、歴が長く、バレーが上手い子を3人と、こちら側3人で…どうですかね、、?』
「うーむ…まぁ…良いですよ。集合!」
監督が合図をし手を叩くと皆が集まってくる
「今日、対戦をしてくれる人がいる。」
『どうも。遊馬花彼です。』
「遊馬さんは今日、3対3でゲームをしてくれるそうだ。」
「ゲーム?!」「3対3だって!」「楽しそう〜」
盛り上がっている子供達
「このゲームに参加してもらうのは…桐生、尾倉、白鳥だ!」
「「「はい!」」」
元気な子達…羨ましいかもしれない。
『此処からは、私と…宮侑くん、宮治くんが出ます。皆、よろしくね!手加減はなし。こっちはするけど…』
説明をしてるとこんな声が
「おねーさん強いの〜?弱っそ〜」
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イチゴ苺(プロフ) - 水雷様さん» そっか…分からんのんか… (2021年6月30日 17時) (レス) id: 6012745a6d (このIDを非表示/違反報告)
水雷様(プロフ) - 標準語について俺に聞くなや。 (2021年6月28日 21時) (レス) id: d668b57d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルミア /水雷様 x他3人 | 作成日時:2021年6月26日 10時