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6話 もう飛べない羽 もうない翼 ページ16

ある日の学校___
『ん?どうしたの。…うわっ、羽根が!』
うちの前で止まった鳥は悲しそうな顔を浮かべた
『そっか…君、同じじゃね。うちもさ、今、もう飛べんくて。もう翼さえ無い…まってて、病院に連れてってあげる。』

うちは鳥を抱えて動物病院に連れて行こうとしたが、鳥は私の胸の中で生命を消していた。
バサバサ
そこに1羽の烏が飛んで来た。そのカラスの目は悲しく、虚しい目だった。きっと、私の胸の中で生命を消していたのを見たのだろう。
あぁ、、ごめんなさい…カラスを撫でながらそう思った。

『ねぇ、君にお願い事があるんだけど…』
「カァ?」
『あのね、この子を綺麗なお花畑へ連れて行って欲しいの。』
「カァ!カァカァ!」
『ありがとう。でも、ごめんね…私は行けないの。』
「カァ…」
『だから…この子の事をよろしくね。』
「カァ!」

カラスは小鳥を掴むと飛んで行った。きっと…綺麗なお花畑へ連れて行ってくれるよ。

___音駒高校(烏野VS青城戦後)
「でさぁ〜及川くんのバレーに惚れちゃって〜!」
『え?!まゆっち本当?!』
及川と言う言葉にすぐさま反応した。
「え?…あ、もしかしてアンタ…及川くんの事好きなの?」
そうニヤニヤしながら言う“まゆっち”こと、黒瀬繭。
『えぇ?!無い無い。徹君は…ちょっと本っっ当に性格悪いから〜』
「ふーん?」
『だから、本当だって…』
「分かった分かった。そっかぁ〜大変だね。」
pururururu…pururururu…
『噂をすれば…はい?もしも〜し。』
「あ、花彼ちゃんもしも〜し!昨日ね、椿くんにあったよ〜!」
『え、えぇ?!本当に?』
「うん!うーんでもスタメンじゃなかったな〜…及川さん残念!」
『ねぇ…一くんいる?』
「え?岩ちゃん?俺の隣りに居るけど…」
『代わって。……もしも〜し一くん?』
「おぅ。もしもし。花彼久しぶりだな。どうした?」
『及川って人の事なんだけど…』
「あ〜分かった。後でやっとく。」
『うん。ありがとう〜じゃぁね。』
「おぅ。またな!」
『うん!』
pu-pu-pu-pu-pu-pu-…









「及川さんの扱い酷くない?!」
「うるせぇクソ川」
「岩ちゃん酷い!!」
「…………」
「そして無視?!」

6話○ 青城と練習試合!→←6話 双子を迎えにレッツゴー宮崎



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イチゴ苺(プロフ) - 水雷様さん» そっか…分からんのんか… (2021年6月30日 17時) (レス) id: 6012745a6d (このIDを非表示/違反報告)
水雷様(プロフ) - 標準語について俺に聞くなや。 (2021年6月28日 21時) (レス) id: d668b57d1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルミア /水雷様 x他3人 | 作成日時:2021年6月26日 10時

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