6話 双子を迎えにレッツゴー宮崎 ページ15
pururururu…
『あ!やっと出た…!』
「おぅ!どうしたんや?『どうしたんや?じゃないよ!』え?」
『今日…こっちに来るんじゃろ?』
「あ、、すまん。」
『信くん。』
「すんませんでした!!花彼様!」
『……はぁ、もうええわ。うちが直々に迎えに行ったる。今何処?』
「ヒェッ…み、宮城っす…宮城の烏野の近く、デス。」
『うん。分かった。夕方頃には着くよ。今日…2人のために早退する私の身にもなってね?』
「は、はい。つ、ツム!今から帰る準備しぃ!」
「はぁ?なんでや!「目ぇ瞑り。」お、おう?」
2人がそんな会話をしていて、治くんは多分侑くんに、携帯を耳に近ずけてる。うちは2人の事が好きなバレーファンが周りにいる中、生徒の事など気にせずにこう言った。
『侑くん????』
「は、はいぃ!!」
『早く、準備してね??今日、夕方頃、そっちに行くから。』
「……はい。」
『じゃぁ、切るよ?』
「ちょいまちぃ!なんでサムの携帯に掛けるねん!俺のでええやん!」
『うるさいで。もう切るよ?』
「質問に答えぇ!俺の携帯にk…」
pu-pu-pu-…
『はぁ…ホンマにうるさい(笑)まあ、それが侑くんのええ所か。』
はよ、先生に早退の事言わへんと。
『先生。今日、迎えに行かなきゃいけなくて…え、良いですか?ありがとうございます!じゃぁさようなら。』
…先生、メッチャ優しい!好き!((
_______________
宮崎県、烏野高校校門前。
『……椿、此処に居るんかな…?』
「あ、おった!おーい!」
『あ、侑くん、治くん。じゃぁ…帰るで。』
「分かった」
___その時、1台のバスが正門から出てきた。
『…………え?』
バスの方を見て、誰かと目が合った。あの目、あの髪色、あのネックレス…
『…………椿?』
涙が溢れ出た。まさか、あの時生き別れてた双子の弟を少しでも見れるなんて…
”烏野高校排球部”…って書いてたのかな?見えなかった…いや、勘違いかもしれない。そうだよ…そんなに希望を持ちすぎたらいけないよね…
「どしたんや?」
「花彼大丈夫か?」
『あ、う、ううん!大丈夫。帰ろ!!』
「「おぅ!!」」
東京にて_______________
『信くんただいま〜』
「おかえり。」
「え?」
『え?』
「花彼…北さんと過ごしたん?」
『え、そうだけど…どうしたん?』
「い、いや何でもないけど…」
『?まぁいいか。』
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イチゴ苺(プロフ) - 水雷様さん» そっか…分からんのんか… (2021年6月30日 17時) (レス) id: 6012745a6d (このIDを非表示/違反報告)
水雷様(プロフ) - 標準語について俺に聞くなや。 (2021年6月28日 21時) (レス) id: d668b57d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルミア /水雷様 x他3人 | 作成日時:2021年6月26日 10時