生き別れのバレー道【ハイキュー】【合作】 (ページ2)

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1話新しい物語の幕開けページ2

今日は入学式。
初めて見る高校は迫力が凄くある。
と言うか…スカート短過ぎませんかね？
制服可愛くていいんだけど…どうしても気になっちゃう…
本当は…弟の所に行きたかったけど、場所分かんないし…
私が入る部活は決まっている。
“男子バレーボール部”
私は“もう”バレーは選手として出来ない身体になったけど、(今のところは)バレーが好きな気持ちは変わらない。
だから…私は支えたいの。大好きな…バレーをする選手を。
『よし！』
早速入部届けを提出しようと体育館へ向かう。
そうすると1人の男の子がたっていた。
『あ、あのぅ…』
？？？「はい！？あ、すいません。俺バレー部に入りたくて…」
『そうなの？！私も男バレでマネしようかなって思ってて…』
「そうか！じゃぁ、これからよろしくな！俺は犬岡走。」
『私は遊馬花彼よろしくね！犬岡君！』
私達が自己紹介をし合っていると何処からか声が聞こえて来て、振り返ると…こりゃまた大きな人が立っていた。
「こんにちはお二人さん。バレー部希望？俺は黒尾鉄朗。ココのバレー部の主将やってる。｣
『「よ、よろしくお願いします！！」』
私と怖気づいた犬岡君はビビりながらも体育館の中へ入った。
「あのさ〜、キミ有名セッターの遊馬花彼デショ」
いきなり、黒尾さんに言われ私は慌てながら
『は、はいぃぃぃ！お、美味しくないです！！』
と答えた。そうするとニヤニヤしだした。この時少し引いたのは内緒。
すると、黒尾さんは
「いや、取って食うワケないンですが…ん〜あのさ、マネだし、俺もなんか堅苦しいからさ、まるまる苗字はやめない？」
と言った。私は咄嗟に思いついたことがあだ名で
『じゃぁ…クロさん…とか、どうですか？』
と呼んだ。そしたら、
「良いねぇそれ！採用！」
と心良くOKしてくれた。
それから私と犬岡くんは無事、バレー部に入部した。

あんな事になるとも知らずに…