安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！その2★←

だーれだ ページ14

日本side

こんにちは。最近私sideが多くなった日本です。←
……はっ！この際オチも狙えるのでは！？←

まぁ冗談はこの位にしておきましょうか。←

Aさんも安定してうちでの暮らしに戻り始めた様なので、自分も家へと帰る。

……おっと。
今日は卵とお肉の特売だったのを忘れてました。最近物忘れが酷くて……まいりますねぇ…；

家路から方向を変えてスーパーへと歩き出す。

暫くすると、前から見知った人影が見えてくる。

日「！あれは、イタリア君ですかね…」

向こうも気付いた様で、いつもの様に大きく手を振ってこちらへ走って来た。

伊「あー！やっほー、日本〜！！」

日「嗚呼、やはりイタリア君でしたか！」

伊「そうだよ！ところで日本、今日はどうしたの？買い物？」

日「えぇ。今日は丁度特売日でしたので。イタリア君はどうされたのですか？」

伊「ん？俺はね〜ちょっとした観光だよ〜！」

世界会議以来久々の再会となる。

日「観光ですか！それでは、今夜はうちに泊まられては？私も出来る限りもてなしますよ。」

伊「えっ、いいの！？」

日「はい。他にホテルなどのご予約がなければどうぞ。」

伊「わ〜、グラッツェ日本！」

日「どういたしまして。」

イタリア君はいつも元気ですねぇ
………ですが、今日はお一人での観光でしょうか？

日「……イタリア君。今日はお一人で観光されに来たのですか？」

伊「えっ？あ、いや、兄ちゃんとかときたよ？ただ、はぐれちゃって……；」

日「おや、そうでしたか……では、どうします？電話されては？」

伊「んー、今はやめとくよ！あ、そういえば日本は特売行かなくて良いの？」

日「あ…！……そうでした、それでは…イタリア君、どうします？」

伊「じゃあ俺も付いていくよ！」

そう言うってイタリア君は後ろから付いてきます。

……………おかしいですね。
いつもなら決まって横に並んできては色々な話をしてくださるのですが……
今日は後ろから、それも静かに……

先程の僅かの会話の吃りも気になりますね…

色々不可解なことを考えながら歩く。
すると、いきなり首下に激痛が走る。

日「かはっ…！？」

ﾄﾞｻｯ

襲撃でしょうか…？
…！それなら、イタリア君は…

そう思って顔をあげるとそこには無表情のイタリア君が私を見下ろしていた。

日「いた、り…あ、君……………？」

首下をやられたためかなりのダメージだ。

やっとのことで絞り出した声は静かに消えていった。

？「だーれだ？」

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