安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！その2★←

出会い ページ12

Aside

お久しぶりですこんにちは！

あの事件から暫くたち、生活リズムにも慣れてきたある日。

よく通っていたスーパーに品足しついでで顔出しに行こうと外へ出たときだった。

日本さんに戸締りをこれでもかと言うほど言われたので三回ほど確認してドアに背を向けた。

『ふぅ……今日も暑いなぁ……』

小さく呟き、よしっと歩き出した。

何度も口に出すのは少し戸惑うが事件もあったことによって最近はストーカーやストーカーやストーカーの被害がなくなった。←

今思えばストーカーが日常であったため、変な不審感を覚える。

いやー………人間って慣れやすいんだね……ここまで話したら私変人じゃん…←

そんなことを思いつつ角を曲がった次の瞬間。向こう側からも人が来ていたようで、驚く。

ぶつか…………りはしなかったが、急に止まって向こうからは私の何倍も驚かれた。←

角でぶつかるとか少女漫画じみたことはしませんよ；痛いの嫌だし…

でも驚かせたことは悪いなと思い、顔をあげる。

『あの、すみません……私の不注意で…；』

？「いってて………大丈、夫…」

相手も顔をあげてくれた。

しかし、私は茫然とする。

何故なら、相手はとてもイギリスさんに似た人だったからだ。

相手も何を思ったのか私を不思議そうに見つめている。

『あの…！……貴方、イギリスさんの親族か何かで…？』

違っていたら申し訳ない……；と恐る恐る聞いてみる。

？「俺、イギリスだけど……」

表情ひとつ変えずにﾎﾞｿﾘと答えてくれた。

『え…？でも、いつものイギリスさんじゃない……？』

イタリアさんと同じように兄弟で一国の化身なのだろうか。

いや、そんな話聞いたこともないし………と思っていた時だった。

気付いた時には空とイギリス(？)さんの顔しか見えない。

浮遊感も感じるため、横抱きにされていることが分かった。

『っ！？な、何を！』

そう言うと今まで真顔だったのがみるみるうちに笑みへと変わる。

？「俺、お前が気に入った…♪」

『ひっ…？！誰か助けt…』

て、と言う前に意識が遠くへ飛んでしまった。

また！？→←日本の帰宅

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す