安心してください！貴女だけにしか発動させませんから！！←

何かいる ページ4

『おっかしぃーなぁ？』

昨日、鍵を閉めたはずなのに何故か眉毛が特徴的なクソヤン眉毛野郎が淑やかに紅茶を啜っていた。←

私の書斎で。

『……で、気が変わったんですか？ヤンデレ3号さん？』

あ、号は一頁前から見てね！←
因みに、気が変わったと言うのは、この人はありありな監・´禁型でよく人を見かけては拐ってたんですよ。←

まぁ、権力で事実をねじ曲げてきた彼ですが、何故か今回は向こうから来た。

いや、いつもの向こうからやって来ては拐われるのだけども。←

英「は？俺はお前の望みを叶えに来たんだよ。」

『うげっ………まさか、またあの天使ですか？』

英「うげってお前！！」

なんか、前にいきなり天使になったかと思えば拐いやすいからどーのこーのボーノって言ってたなぁ←

英「まぁ、いい。俺、気付いたんだよ。」

『何にですか？』

英「俺からお前が逃げる理由。」

『はぁ……じゃあ、お聞かせ願います。』

一応、聞かないわけには行かないだろう。これで彼も改心するかもしれない。
……最も、逆らった瞬間二度と外とは仲良くできない。←

英「お前、俺の家が嫌なんだろ？」

『………っは？』

英「だーかーらー！////言わせんなよ！」←

『いや、全く理解不能ですが。』

いやいやいや、何を言ってらっしゃるこの方は。

頭大丈夫かな？

いや、もとから手遅れだ。←

じゃなくて。てか、もう既に言ってから言わせんなよはない……

英「まぁ、確かに俺の家の回りは俺とお前の愛を邪魔するやつらの密集家だからな！だから、俺の家を嫌がったんだろ？」

『よし、その文から“俺とお前の愛を邪魔する”って文を切り取りましょうか。』

英「とりあえず、お前の気持ちはよぉーく分かった！いや、俺が浅はかだったな。そうだな。元はお前の家なんだし、ここの方が少しは自由がきくだろう。ここでお前を監・´禁すれば良かったんだ！！」

いや、本当にそんななにも知らないような純粋な満面の笑みで言われても。
てか全然分かってねーじゃないですか。←

とりあえず、今はお先真っ暗フラグと新しい家の建設計画が立ちました。←

まぁ、立てるのも良いですけど今はフラグを折る方を優先させましょう。









・






はい、立派な家は叶わずとも、立派なフラグは立ちました〜★←

いや、開始2話目でお先真っ暗とか、出鼻がくじかれたにも程がありますよ。

……頑張って脱出しましょう。

脱出→←今までの惨事

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